「ちゃんとやる」ってどうやることか?

こんにちは、中川です。

ちゃんとやったら上手くいくけど、
ちゃんとやってないから上手くいかない。

言葉にすると、
そのままなのですが、、、、

それぐらい「ちゃんとやる」というのは、
難しいものです。

人それぞれ、
ちゃんとの定義が曖昧だったり、

そもそもやり方を
知らなかったりするので、

”ちゃんと”って何なのか?
はチームで一緒に考える必要があります。

例えば、「スクリーンアウト

これを”ちゃんとやる”場合を
考えてみると、

相手にしっかりとくっつきに行く!

背中で(ときに正対して)動きをおさえる!

コンタクトする!

相手に振り切られないよう、
フットワークも頑張る!

試合の中で忘れずにやる!
(これがけっこう大事。)

・・・挙げただけでも
沢山のやるべきことがあります。

こうして深堀りすると、
具体的アクションが見えてきますが、

それらを選手に理解し、
実践してもらうには、

ちゃんとやれー!

だけでは、深部まで届かないかもしれません。

同時にやるべきことも多く、
一つ一つに意識が回らないかもしれない。
(と考えたほうが建設的です)

なので、
お勧めは
まず選手自身に
考えてもらうことです。

どうしたらいいと思う?

あれと、あれと、あれをやる・・etc

他には、例えば?具体的には?まだ何かあるかなぁ??

こんなふうに投げかけて、
選手から出てきたものを

「よし、やろう!!」

とポジティブな姿勢で促す!

選手は、
自分で言ったことは忘れないし、

こう出来たらいいなぁと、
自ら描いたものは実践できる可能性が上がる。

もし忘れても、
人に言われたことじゃないので、
また自分の言葉に立ち返ることが出来る。

このようにコーチングの中で

質問⇔アンサーの
やりとりを繰り返し、

何度も意識のなかに

具体的アクションと
基準値を刷り込んでいけば、

選手の主体的な行動を引き出し、
「ちゃんとやれる」に導いていけると思います。

試合で出来ないことの答えは、
ほとんど練習の中にあり、

それはイコール、練習で考えているか、です。

バスケットは正直なスポーツなので、
やったことが必ず試合に出ます。

どうすれば出来るか?
そのために何をすべきか?
忘れないためにはどうするべきか?

ここを「選手主体」で詰めていけたら
チームに良い流れを作っていけると思います!

より良くするヒントになれば幸いです。

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それでは、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

中川直之

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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