こんにちは!
考えるバスケットの会 中川です。
お待たせしました!
『【其の一】実業団でゼロから日本一になった話』
『【其の二】実業団でゼロから日本一になった話』
からの続き。
大学まで一緒にプレーした
双子の弟ともコンビを解消。
ほんとの意味で
自分のバスケット人生を
歩き始めたような、
そんな社会人バスケットが
スタートしました!
まずこのとき
僕が頭のなかで強く描いた目標が
「社会人の全国大会に出る!」
ということでした。
やはり
競技者として
プレーする以上は
”全国大会”
これに出たいという
想いが強くありました。
当時の練習は週2回。
(平日1.5時間:週末3時間)
そのなかで
目標を達成するには、、
「濃い練習をするしかない・・」
まずは
愛好会的なゆるゆるな文化を
変えていくことから考えました。
(新入りが偉そうにすみませんmm)
自分って
かなり単純で、
コートで手を抜く、ということが
ほんとに出来ません。
それまで自分のなかで構築された
バスケットボールへのスタンスは
常に全力
競い合う
しんどくて当然
コートに立ったら年齢関係なし
バッチバチにやり合う
遠慮は不要
でした。^^;
これまでのチームのレベルや
基準に一切合わせるつもりもなくて、、、
ひたすら
対人練習で当時エースだった平山先輩を
ぶっ飛ばしたり、ぶん投げたりしていました。(笑)
(言葉わるいですが、
イメージ的にはそんな感じ^^;)
コートでは一切手を抜きません。
常にバッチバチ!
遠慮もしないし、させもしない。
低い基準に合わせていたら
目指す目標に近づけなくなると
思ってやっていました。
「仕事明けでシンドイから・・」
こんな感じで
自分に負けたり、妥協したり、
それまでの文化に染まっていくのが
コワかったんです。
そして
まだまだバスケが
上手くなりたかった・・・。
チームの文化を変えること
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これをまず第一に考えていました。
よく
「エネルギーは高い方から
低い方に流れる」
と言いますが、
ひたすら
中川がエネルギーになって
チームをマグマのように
飲み込んでいこう!!
当時は
それぐらいの意識でした。
つまり、
かなり暑苦しいやつだったということです。(**)
ただ、
僕がとても運が良かったのは、
それをチームのみんなが
受け入れてくれたことです。
本当にチームメイトに恵まれました。
(いま思い返すだけでも涙が出そう、、)
当時のメンバーは
平山先輩、同期入部の柚木つよし以外、
みんなアラサー、オーバー30の方たち
ばかりでしたが、
必死に僕の作った
キツくてしんどいメニューを
全力でこなしてくれました。
(仕事明けにも関わらずです・・・)
なかでもチーム最年長の
38歳の南園先輩が
本当に手を抜かない方で、、、
途中、酸欠で倒れて天井を仰いでいる姿を
何度目にしたことか・・(汗)
他の先輩も
すごくモチベーションが高く、
チームのみんなが
それぞれ自主練をして
週2のコートに集まるようになったのです。
練習の強度に耐えられるよう。
僕も練習のない日は
ウェイト2時間、ラントレ1.5時間。
仕事終わって真っ暗になるまで
自主練をして平日を過ごしていました。
「全国に行きたい!」
本気で全国を目指したことがある人なら
この気持ち、分かってもらえるんじゃ
ないかと思いますが、
あのときはほんとに真剣でした。
一点の曇りもなく
夢に向かって突っ走っていたのが
社会人になってすぐの、この頃です。
やはり
熱量って伝播します。
一気にチームの雰囲気が
変わっていきました。
・・
・
当時先輩たちと
練習後によくご飯に行きました。
厳しい練習に耐えたあとは
みんなでバスケ&馬鹿ばなし。
「〇〇さん、体力ついてきましたね!」
「最近当たり強くなってきましたね!」
「○と○が
出来るようになってきましたね!」
・・
「今日は直を止めたぞ!!」
「つぎの大会絶対勝ちたいな!」
こんな感じで
ひたすら前向きなバスケ話を
していました。
ここまで読まれて
人によっては
だいぶ暑苦しいかと思います。^^;
ですが、
あのとき
ゼロから上を目指して
バスケットしてるときが
自分にとっては本当に最高の時間で、
みんなも同じように
感じてくれていたんじゃないかと思います。
同期入部で
チームのムードメーカーの
柚木つよしが上手いこと言っていましたが、(笑)
ーーーーー
右手に杯(さかずき)
左手に夢!
ーーーーーーーー
まさにそんな時間でした。
今振り返っても、
想いを口にすること
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これが大事だなぁ
と思います。
出来る出来ないじゃなく、
まずは本当に
どうなりたいかを口にして
そして必要な行動に移す。
そしたらみんなの
パワーが集まってきて
でっかいパワーになって、
一人じゃ出来ないことが
出来るようになって
そうして
道が拓けていきました。
上を目指していたあのときは
バスケット人生で
もっとも幸せな時間でしたね。
社会人時代の青春です。
・・
・
以降、
このチームが日本一になるまでの軌跡について、かなり大変なこともありましたが、、、、
引き続き、楽しんでお読み頂けたらと思います。^^
(つづく)
(★4話はこちらから↓↓)
http://考えるバスケットの会/episode4
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