スポーツ選手の引退に思うこと。

中川です、

平成の怪物、
松坂大輔投手が引退しました。

ここ最近はハンカチ王子や、
大相撲では白鵬関の引退など、

日本を熱狂させたヒーローの引退に、

一時代の終わりを
僕ら世代は痛感する出来事が続いていますね。><

誰かの引退には、
その時代の一つの節目や
終わりを感じることも多く、

その都度、
自分の人生を見つめる機会にもなります。

(あ~、もうそんな時が経ったんだなぁと)

….松坂選手なんて本当に凄かった・・!!

横浜高校春夏連覇!
イチロー選手との名勝負!
メジャーリーグでの大活躍!
WBC二大会連続世界一&MVP!

誰が何と言おうと怪物でした。

興奮と感動を本当にありがとうございました。

・・

そうそう、、、

スポーツをやってると、
よくこの言葉を聞きました。

(スポーツを)辞めた後の人生のほうが長い。

スポーツばかりに打ち込み過ぎて、
勉強などがおざなりになると、
人生を知る大人の方からよく言われた言葉です。

ちゃんとスポーツ辞めた後の準備をしとこうね。

的な。

これは、本当に
ちょくちょく耳にしましたが、

だからと言って、
辞めた後のことばかりを考えて、

今その瞬間のスポーツを頑張らなかったり、

どこか妥協や、自分の感情を押し殺しての
「今」を頑張らないのは、
僕はちょっと違うと思うんですね。

何事も
今その瞬間を全力でやり切り、

全力で打ち込み、
全力で楽しさを体験する!

結果的にはそのほうが、
色々とスッキリ前に進んでいけると僕は思っています。

だから、
そういうことを言われないよう、
勉強も頑張ろうね!

今、若い子たちに
僕の立場から伝えたいのは・・・

スポーツを全力でやれる時間は永遠じゃない。

ということです。
(若さは永遠じゃない)

コートで思いっきり
走って飛んでぶつかって・・

少々のケガなんて気にせず、
自分の体を思うがままに
ダイナミックに躍動させられる!

これは永遠じゃないんですよ。

確実に出来なくなる日がやってくる。

そのときが来たら、きっと切なくなる、、

あのときもっと
全力でやっていれば良かった・・・

とことんチャレンジしていれば良かった・・

こんなふうに悔やむことのないよう、

今、元気バリバリで、

競技者として、
とことん高みを目指せる瞬間を
精一杯楽しみ、トライし、

バスケットの楽しさを
全力で味わって欲しいと思います。

バスケを辞めた後の人生のほうが長い。

だけど、

バスケを辞めた後の人生ではもう
バスケは出来ないんですよ。

悔いなく、
今出来る精一杯のチャレンジを!

・・松坂選手の引退からそれを感じた次第です。

僕もそんな若くエネルギッシュな選手たちの

力になれるよう、

自分に出来ることを頑張っていきます!

中川直之(今、やるしかない)

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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