最近、PGが減った理由。

中川です、

ジムラッツの岡田さんの
Tweetが反響を呼んでいますね
https://twitter.com/gymrats13

==以下引用===
アメリカでPGを任されている子は
誰もいませんでした。

理由は歴然です(続く…..)
=======

よければ読まれてください。
https://twitter.com/gymrats13

PGって、
気配り、目配り、心配りみたいなのが
求められるポジションだと思うんですね。

その対象には「人」がいて、

「人」を気にかけ、
「人」を慮り、
「人」を司る

そんなふうに思考の向きに
「人」へのベクトルが必ずある。

自分のことだけじゃなく、
他人のニーズに応えるのが
PGの仕事。

「PGが少なく(いなく)なったのはなぜか??」

これ、
こないだのコーチ養成メンバーとの
話の中でも出たテーマで、

僕なりに
考えたのですが、、、

一つはスマホの影響があると思っています。

今は、
スマホから
新しいスキルの情報が
膨大に取り込める時代。

いけてるドリブルテクニックや
シュートフィニッシュなど、

そういうスコアリング能力のほうに
アンテナが向き、

味方を動かすパスなど、
「PG的作業」には、
あまりアンテナが向いてないのかなぁ
という考えが一つ。

まあでも、
情報で溢れる時代なので、

「パスの動画に
むちゃくちゃ興味を持つ子が
いたっていいのでは?」

これもあるかと思います。

マジック・ジョンソンや
ジョンストックトン、
スティーブナッシュなど

彼ら生粋のPGのプレー動画も
探せばヒットするので、

彼らのプレースタイルを
目指す子が居てもいいはず。

だけど、いない・・?

これについて、
もう一個踏み込んだ考えをシェアすると、

やっぱりスマホが理由じゃないかと。

今はスマホでサクサクなんでも
情報が視覚的に手に入る時代になった。

人を介さずとも、
足を使わずとも、
場合によって嫌な汗一滴かくこともなく、、

便利に情報をキャッチでき、

要領よく、
自分にだけベクトルを向けて
「人」を介さず、
賢くやっていくことも出来る。

仕事の場でも
そういう人が増えました。

昔は情報を得ようと思ったら、
誰かに教えを乞うことが多かったんだけどな・・

そんな、
今までの流れを端的にいうと、

昔は、人から得た情報
今は、デジタル媒体から得た情報

この情報の入り方の違いが、
プレーの向きを変えたんじゃ
ないかということです。

PGは「人」を介するプレーで、
リングだけ見てちゃダメだし、
ボール操作がただ上手くても違う・・・

パスで人を動かし、
声で人に指示したり、
「人」について考えている必要がある。

人には赤い血が流れていますが、

赤い血の流れる人間じゃなく、
青い光を放つブルー画面(スマホ)に
偏ったインプットってなんか違うんじゃないかな?

・・・赤と青で掛けてみましたが^^;
僕はそんなふうに思います。

スマホだけじゃなく、
もっともっと
「人」を見よう。
「人」に触れよう。

「人」について考えよう。

それが人を動かす、
PGの大事な根っこにあるように思います。

ここまでPGについての
自分の考えを書きましたが、

ぜひあなたの声も
聞かせてもらえると嬉しいです。
https://form1ssl.fc2.com/form/

最後まで
お読みいただき、ありがとうございました。

中川直之

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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