中川です、
1on1を守りづらくするには、
自分の動きのピークを読まれないことが重要です。
これは、
ピック&ロールや
その他のグループ戦術でも同じことが言えます。
ありがちなのが・・・
「ここ攻めるっ!」というときに、
体がグッと力んだり、
膝をグッと踏み込んだり、
顔が気張ったり、
必要以上にイキんだりすると
相手もそのエネルギーの変化をみて警戒し、
抜かれないために
DF動作のピークを合わせてきます。
ピーク対ピーク
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これだと嚙み合ってしまうんです。
「僕は1on1が止められやすいんです」
「いつも動きを読まれてしまう」
「どうすれば相手を抜けますか?」
そんな悩みを持つ選手の多くに共通するのが、
この”予備動作”の問題です。
で、、、、
もう一つ守られやすいポイントがあって
これはディフェンス側から見ると、
すぐに分かることですが、
目線が”早く下がる”選手がとても多い。
やや早いんです….。
・DFの腰や膝の下ぐらいに目線が下がる
・床に向かって伏し目になる
この”目が下がるタイミング”がやや早い。
極端な子は、
「見て・構えて・Go!」です・・・
これだとやはりDFは
「来るなっ!」って読めてしまう。
なので相手は
バックステップを踏んで、
コースを塞ぐ準備をします。
もし、
1on1の駆け引きの一環として
意図的に使えているなら良いのですが、
シンプルに”それしか考えていない”状態だと
DFに予測され、コースを阻まれてキツくなりますね。
これは、
ピック&ロールでも同じ。
DFにファイトされたり、
スクリーンを剥がされ
膨らまされる選手の動きに多いです。
先日、母校専修大でもその旨アドバイスしました。

コンマ何秒――
正確にいうと0.2秒ぐらいの
いらない動作のせいで
DFに先手を取られてしまっているんです。
なので、普段から
・目線をフラットに全体を俯瞰的に
・遠くを見ながら、近くの状況は感じてさばく
相手に
こちらの考えを悟られないように。
動きの挙動で見抜かれないように。
少し抽象的な話ですが、
この動画を見ると理解しやすいと思います。
▼宮本武蔵の五輪書全8話:
https://bit.ly/4bqSS9d
剣豪の居合いの考え方ですが、
バスケットにも通じる部分が本当に多いです。
これを自分なりに咀嚼して考えてみてください^^
今回お伝えした
初動の駆け引きについては、
対面でお会いした方には、
さらに詳しくお伝えできればと思います。
個別レッスンやクリニックでも伝えています。
先日は北九州の門司や
岡山県の津山市でも小学生向けに個別レッスンしました。
ぜひご興味ある方はコンタクトください!
■追伸:
先日ご案内した
プリンストンバスケの伝道者、
原田さんとのコラボ企画
『プリンストンオフェンス×中川のパスエッセンス』
https://bit.ly/413Zcib
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参加者が続々と集まってきました^^
プリンストンバスケに
中川のパスエッセンスを掛け合わせ
徹底ブラッシュしていきます!
3/1(土)−2(日)、
信州大学さんをモデルに
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どうしても来れない・・という方のために
二日間の内容は、映像にしてまとめて後日お渡しします。
「プリンストンオフェンス、前から興味あった!」
「原田さんのブログ、以前から読んでました^^」
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ご興味ある方はぜひご連絡ください。
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すでに参加者の一覧を見ると
当日はすごく盛り上がりそうです^^
まだギリギリ間に合います。
バスケを語り合いながら
楽しい時間を過ごしましょう!
お問い合わせいただいた方に
詳細をご連絡させていただきますね。
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https://form.os7.biz/f/976144fc/
それでは
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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