チャレンジの土壌がないところにスキルは建たない。

中川です、

プリンストンオフェンスの求道者、
原田君がツイートしてましたね。

▼NBAでスゴイのはダンクだけ?

彼、パスのことも
ちょくちょく発信していて、
共感するところがかなりあります。

~~~~~~~~
こういうパスは練習で身につくのかどうか。
「ノールックパスにチャレンジできる練習の雰囲気」がないと身につきようがないパス。
~~~~~~~~~

これについて考えてみます。

・・

まず、
バックビハインドパスって

僕もそうですが、結構勇気のいるパスです。

普通のスキルと違い、
自分のブラインドで行うプレーなので、

正確性」という壁に突き当たります。

ただしくは、

正確性を一旦手放す」という、
自分自身の中の壁にぶち当たる。

誰だって、
コップの水をあえて
ひっくり返すようなことはしたくない。。

だけど、
バックビハインドパスは
その種の勇気が要ります。

失敗をおそれず踏む込む勇気、
正確な道から踏み外す勇気、
周りが止めとけ!と言うことをやる勇気

そんな大胆な
チャレンジ精神が求められるのが、

バックビハインドパスの
はじめの一歩目だったりします。

では、
コーチの側は
何をしなくてはいけないのか?

ここまで書いてて
間違いなく言えるのは、

いいよ!まずはやってみよう!」の
空気づくりになると思います。

スキル習得の前に、
まずはメンタルのブレーキを
取っ払う土壌をつくる。

間違ってもいいんだよ、まずはやってみよう!

そんな声がけは、

相模女子中の田島先生も
毎日のように行っているそうです。
http://bit.ly/3QlJRUx

チャレンジの土壌がないところに
スキルは建たない。

そんなふうに思います。

あと、
この手のスキルは出来るなら・・・

子どもの「やりたい!」を引き出したいです。

子どもが何かを強烈に想う力って、
本当に凄い可能性を秘めています。

間違いなく、
バスケが上手くなるエンジンになる。

「あんなプレーが出来るようになりたい!」
「NBA選手みたいなプレーがしたい」
「これが出来たらカッコイイなぁ!」

そう想えるって、強さです。

スキル習得も
加速度的に早くなるでしょう。

で、、

実際やり出すと、

「どういうタイミングなら上手くいくか?」
「手はどうスナップすると丁度いいか?」
「ああ、思ったより斜め前に行っちゃうのか・・」

など、
やりながら、
必要な感覚を身に付ける段階に入っていきます。

試行錯誤の中で
失敗はつきものですが、

やってないことは出来るようにはならないので、

たくさんチャレンジして欲しいですね^^

まとめると・・・

新たなスキル習得には、

やっていい!の空気作りと
やりたい!の意欲と
やり方の3つが合わさると最高で、

やり方を伝えるにも
大事なステップがあり、

チャレンジの土壌のないところに
スキルは建たない。

そんなお話でした。

ぜひスキル指導のヒントにされてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

中川直之

▼今日のパス-奈良橿原(かしはら)中学の
皆さまとミニゲーム(01:32):

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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