中川です、
いよいよあと3時間です
https://bit.ly/3yUN0Tg
今回、メリノール学院さんに
関わらせていただき、
感じたことを最後に書かせていただきます。
2022年全中日本一の強豪校、
四日市メリノール学院の
コーチをされている山崎先生とは、
縁あって
僕が12歳の時からちょくちょく
お世話になっています。
山崎先生は元々北九州の方で、
僕の地元下関から
海を渡ってすぐのところで、
よく先生のチームと
練習試合をさせていただきました。
その体育館に入っての光景が
ド迫力で・・・
言葉にすると
「気合」「根性」!!
選手がコートに這いつくばり、
なにやら手で這いながら、
ほふく前進でトレーニングをしています!
その後、
ガンガンリングジャンプをし、
全速力でシューティングを行う。
全ての動作が常にMAXで、
少しでも緩もうものならビシバシ
まさに軍隊。
そういう時代でした。
山崎先生が指導する選手って、
動きの特徴に表れるんです。
みんなジャンプ力が高く、
シュートをクイックで打ち切れて、
迷わずどんどんリングに向かって突進していける!
今の四日市メリノールの選手も
全く同じスタイルです。
「変えるものと変えないものがある」
そう先生はおっしゃっていますが、
巷に情報があふれる中でも、
バスケットの基本の考えが変わることはなく、
「高みを目指すからといって遠くを見ない。
足元の基礎練習から一生懸命努力する」
「いうほど、日本は
まだまだ基礎練習が足りてない。」
と先生は言われています。
生徒との関係性を見ていると、
ここは時代にアジャストされていました。
九州の人らしく、
カラっと喝を入れたりもあるのですが、
やっぱり子供の士気が上がる
コミュニケーションを随所にされています。
「○○、これが良かったぞ!」
「○○のこのプレーは面白いんだ!」
「○○、いいぞ!昨日より成長できてる!」
と、こんなふうに
粋な言葉をちょくちょく言われるんですよね。
言われた子たちは、
間違いなく嬉しそうな顔をします。^^
「自分の才能に気づけていない選手がいる」
これを気づかせてあげるのが
コーチの仕事だと。
日頃から
選手の表情やしぐさなど
よく見られているんですよね^^
「先生がバスケットで伝えたいことはなんですか?」
この質問には、
努力の先に得られる感動。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
とおっしゃられていたのが印象的です。
勝っても涙、負けても涙。
それでいいじゃないかと。
本気の熱量で努力をした先に得られるものを
バスケットを通じて伝えたいそうです。
世の中の
ありふれた情報だけじゃない奥の部分、
「侍スピリッツ」が今改めて
大切だとも言われていました。
何かと便利で合理的になる今の時代・・・
希薄で無機質になりがちな
人と人との関係、営みの中で、
改めて
パッション・情熱をもって
取り組むことの大切さを伝えていきたいそうです。
「指導をしていて
不安になったりとかないんですか?」
と尋ねてみたら、
「ネガティブなことを言ったらいかん!」
とズバッと言われました^^;
先生曰く、
「○○だから不可能。」
「○○だから出来ない。」
と我々コーチが口にした瞬間、
何もできなくなる。
それは「逃げ」だと。
そんなこと言ってたら、
渡邊雄太くんも
八村くんもNBA選手になれなかった。
「身長がないから出来ない」
というのもこれからの時代は違う。
河村勇輝くん、
富永啓生くんが世界を切り拓くかもしれない。
自分も世界に羽ばたいていけるような
そんな選手を育てていきたい!
と、力強くメッセージされていました。
山崎先生は、
カラっと厳しくも優しい。
僕はそんな先生に
星野仙一さんを感じています。^^
「勝ちにもこだわるよ。
やるからにはとことんこだわる。」
三重県に出てきた責任を全うすべく、
これを静かに言われる先生の言葉は、
2023年夏の全中に向かっていました。
山崎先生は、
バスケットの勝負の際の部分や、
育成カテゴリの選手にとって大切なことを
見極め、届ける力が本当に高いです。
今回、先生と接する中で、
僕自身が一番学ばせていただき、
刺激とインスピレーションを頂きました。
改めて、
この場を借りてお礼を言わせてください。
山崎先生、本当にありがとうございました。
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