パスが回らず「キツイなぁ・・」を解決する方法

こんにちは、中川です。

桜も散りはじめ、
新年度が本格的に動き出しました。

ちょうどこの時期って、多くのチームで
”課題”が表面化してくる頃じゃないでしょうか?

で、、、

率直に言います。

最近、めちゃくちゃ気になってることがあるんです。

それはーー
オフェンスの「判断」です。

スキルでいうなら「パス」。

いや、もっと正確に言えば、
パス以前の”認知と選択”。

誰と、どこを攻めたいのか?
空間やタイミングをどう突いていくのか?

5対5に必要な駆け引きやセンスが
あまりにも軽視されている。。

思い返してほしい。

2015年、
育成カテゴリに
大きなルール改定が入りました。

・1on1の推奨
・ゾーンの禁止、
・ゼロステップの台頭により

プレーヤーはますますボールを
”持ち続けられる”ようになり、

ドリブル主導スタイルで押し切る流れや、
様々なフィニッシュプレー、ロング3Pなど、

個のみでDFを打開する
^^^^^^^^^^^^^^^^
場面が増えてきたように思います。

もちろん、
それが全て悪いわけじゃない。

ただーー
同時に失われてきたものがある。

・5人で戦う感覚
・スペースを見つける力
・仲間とつながる意識
・意志を共有し合うこと

こうした
バスケット本来の
大切な価値観が揺らぎ、
根っこごと見落とされている。。

中学カテゴリで
11度日本一を達成されている、
メリノール学院の山崎先生もおっしゃっていました。

「2015年のルール変更により、1on1の技術は上がった。
ただ、周りを見る目が育っていない。
カバーDFに対する正しい判断と対応、
パスや合わせなどが出来ていない選手が多い。」

そんな全体的な
弊害があるとおっしゃられていました。

あなたのチーム、あなた自身は、どうですか?

僕が関わるチームでも多いです。

つまずいているのは、まさにこの
「判断」「チームでの戦い方」。

ボールが落ち着かず、
狙いどころも定まらず、
ただ忙しく1on1のために動き続けていたり・・・

DDMOのように、
誰かがずっとアタックし続けないといけなかったり、、
(僕は正直、あれを5対5だと思っていません)

攻め手の枯渇からDFに差し込まれ、
プレッシャーリリースできなかったり、、、

とにかくリズムが悪く、”重い”
フローしておらず、軽くない。

最近も、
こんな声をもらいました。

「うちは“個”の能力がなく、
シンプルに攻めきれない….」

分かります。

チームの代によっては、
そういう問題も当然出てきます。

ただ、
もしかすると見直すべきは、
オフェンスのきっかけを作る
「パスワーク」や「判断」かもしれません。

それで、、、

実は今、この
“判断力の欠如”、”チームでの戦い方”という問題に対して、

突破口となる考え方・具体的アプローチを
中川自身、準備しています。

ここ数カ月、
異常なほどのモチベーションで
この企画に取り組んできました。

僕がずっと大事にしてきたのは、

”5人で戦う、考えるバスケット”です。

その考えを形にし、
再現可能にする方法が、
ようやく自分の中で掴めてきた手応えがあります。

気づけばもう4月なのか。。
と時の流れに驚きますが、

….それぐらいに
この企画に没頭してきたとも言えます。

今までやったことないこと、
微妙に先が読めないこと、
不確実なことに、本気でチャレンジしてきました。

大人になっても
キリキリ、ヒリヒリする。
そんなチャレンジが出来る毎日に感謝です。

今のバスケ界が見落としがちな
躓きポイントを見つめ直す新企画を、
近日中に公開していければと思います。

もう少ししたら、ご案内できると思います。

楽しみにしていてください。

中川直之(やるしかない)

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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