【保存版】中学バスケとミニバスのルールの違いをどこよりも分かりやすく解説!

【保存版】中学バスケとミニバスのルールの違いをどこよりも分かりやすく解説!

ミニバスと中学生からのバスケの違いって結局なに?

ミニバスをやっている子どもたちは、好きであればおそらく中学入学後もバスケ部に入部したいと考えているでしょう。

もちろんバスケとしてシュートを決める、リバウンドをとる、走るといった根本的な部分は一緒ですが、大きくルールが変わる部分もあります。
本人はもちろんのこと、保護者のかたも一緒に理解を深めておく必要があります!

今日はミニバスと中学バスケのルールの違いをご説明します

中学部活動のはしりだし、遅れを取らないためにも、この記事を読んで違いをしっかり理解しておきましょう!

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ボールの大きさ、ゴールの高さが違う

まずはじめに、使うボールの大きさ、ゴールの大きさが違います。
詳しく見ていきましょう。

ボールの大きさ

中学バスケに入部すると、まず最初に慣れなければならないことが、ボールの大きさの違いです。

ミニバス:5号球のボール (470g~500g)
男子中学バスケ:7号球のボール (567g~650g)
女子中学バスケ:6号球のボール (500g~540g)

ミニバスは重さ470g~500gの5号球のボールを使用します。

しかし中学バスケは、男子であれば重さ567g~650gの7号球、女子は重さ500g~540gの6号球を使用します。

もちろん周囲も大きくなり、ミニバスの5号球よりも大きく、重いボールを使用することになります。

ミニバスでは好きなようにボールを扱えることができていた子どもでも、6号球・7号球にすぐに順応することは難しいでしょう。

会長中川
ミニバスのころから7号球に触れて、感覚をつかんでおくこともひとつの手です。

ゴールの高さ

ゴールの高さも、ミニバスから中学バスケに移行する際に悩める点のひとつです。

ミニバス:床から2.6m
中学バスケ:床から3.05m

ミニバスでは床から2.6mの高さにあったゴールが、中学バスケからは3.05mまで上がります。

45cmゴールが高くなるということは、ゼロからシュートタッチを鍛えなおさなければいけないということです。

特にガードの子どもたちは、高かったゴールがさらに高くなり、ボールも大きくなるわけですから、初めのうちは苦労することでしょう。

中学バスケのここが違う!ルールの違いは7つ

次に、ルールで違う点を解説していきます。
大きくわけて7つあります。
順番にみていきましょう!

試合の出場人数の違い

ミニバスと中学バスケでは、試合に出場する選手の人数が違います。

ミニバス:10人以上
中学バスケ:5人

ミニバスは、1クォーターと2クォーターに異なる選手を5人ずつ出場させ、最終的には10人以上の選手が出場しなければなりませんでした。
しかし中学バスケは、選手が5人いればどのクォーターでも出場することができます。

ミニバスは1クォーターと2クォーターで戦力を分散させなければならないため、コーチは選手の使いどころを考えなければいけません。
しかも1クォーターと2クォーターの間は選手交代ができず、3クォーター以上の連続出場も認められません。

中学バスケになると、スターターに優秀な選手を集めることができますし、より戦力差が表れるようになってしまいます。

会長中川
ミニバスは、可能性のある子どもに出場経験を積ませるためにそのようなルールにしているのかもしれません。

中学バスケからスリーポイントシュートがカウントされる

ミニバスではスリーポイントシュートがありません。
そのため、ミニバスの選手たちはスリーポイントラインからシュートを決めても2点がカウントされます。

ミニバス:スリーポイントラインからのシュートで2点
中学バスケ:スリーポイントラインからのシュートで3点

中学バスケからは正式にスリーポイントシュートをカウントされるようになるため、シューターはチームの中でも重宝されるようになるでしょう。

ミニバスはスリーポイントシュートがないため、スリーポイントラインから外側でシュートを打ちファウルをもらった場合でも、2本のフリースローとなります。

試合時間の違い

【保存版】中学バスケとミニバスのルールの違いをどこよりも分かりやすく解説!
ミニバスは基本的に1クォーター6分、ハーフタイム5分、延長の場合3分でした。
中学バスケになると、1クォーター8分、ハーフタイム10分、延長の場合5分と試合時間が長くなります。

ミニバスの試合時間

第1Q インターバル 第2Q ハーフタイム 第3Q インターバル 第4Q 延長
6分 1分 6分 5分 6分 1分 6分 3分

中学バスケの試合時間

第1Q インターバル 第2Q ハーフタイム 第3Q インターバル 第4Q 延長
10分 2分 10分 10分 or 15分 10分 2分 10分 5分

そのため基礎体力が必要になり、走り勝ちすることができるチームが勝利することが多くあります。

ミニバス:8秒バイオレーション(8秒ルール)なし。
中学バスケ:8秒バイオレーション(8秒ルール)あり。

また、ミニバスはバックコートからフロントコートまで8秒以内にボールを運ばなければならない8秒ルールがありません。8秒ルールは中学バスケから解禁されます。

ミニバス:30秒バイオレーション(30秒ルール)
中学バスケ:24秒バイオレーション(24秒ルール)

ミニバスでは30秒以内にシュートをリングに当てなければ30秒ルールとして相手ボールになりますが、中学バスケでは24秒以内にシュートをリングに当てなければならなくなり、より早い展開でのバスケを求められるようになります。

バックパスの解禁

ミニバスではフロントコートからバックコートへパスを出したりドリブルしたりするバックパスがありませんでした。

ミニバス:バックパスなし
中学バスケ:バックパスあり

つまりオフェンスをする際はコート上どこでも使ってプレイができるのです。

しかし中学バスケになるとそうはいかず、一度フロントコートへ入ったらバックコートへボールを戻すことはできません。

会長中川
中学バスケはフロントコートという狭い空間で、より組織的に動かなければならないようになります。

タイムアウト回数の違い

タイムアウトもミニバスと中学バスケでは異なります。

ミニバス:前半1回、後半1回
中学バスケ:各クォーターに1回ずつ、4クォーターには2回

ミニバスでは前半1回、後半1回しかとることができなかったタイムアウトが、中学バスケでは各クォーターに1回ずつ、4クォーターには2回とることができるようになります。

ミニバスは試合時間が短い分、タイムアウトで体制を整える必要が少ないですが、中学バスケは試合時間が長いため、各クォーターごとに一度タイムアウトをとり作戦の練り直しをする必要が出てきます。

中学バスケにいち早く慣れる為のコツ3つ

ここからは、長年バスケをプレイ・指導した経験をもつ私から、ミニバスから中学バスケに慣れる為のコツを3つお伝えします。

【コツ1】ミニバスのころから中学バスケのボール・ゴールに慣れておく

ミニバスで活躍をしていた子どもでも、中学バスケのボールやゴールに馴染めずにスタートダッシュが遅れてしまう子どもがいます。

そうならないために、ミニバスのころから中学バスケのボールとゴールに慣れておく必要があります。

近所の体育館の開放等で中学バスケの高いゴールで練習する機会があれば、行ってみるとよいでしょう。
見るのと実際にプレイするのとでは大きな違いがあることが実感できるはずです。

ただ、ここでひとつ気を付けなければならないことがあります。

それは、ボールが大きく、重くなることでシュートフォームが崩れてしまうことです。

シュートフォームは一度固定されてしまうと、なかなか直すことが難しいです。
大きいサイズのボールで練習するときは、無理せずに届く距離でのシュート練習にするとよいでしょう。

6号球や7号球で、無理にスリーポイントシュートを練習したりすると、腕に頼ったシュートフォームになってしまいます。
遠くからのシュートは、中学に入学して筋肉が付き始めてからのほうがよいかもしれません。

【コツ2】中学バスケのルールを把握しておく

中学バスケに入部した際、同学年の子どもたちを出し抜くためにも、中学バスケのルールを完全に理解しておくとよいでしょう。
ルールを知ることで、スムーズに中学バスケに馴染むことができます。

特に8秒ルールと24秒ルールはしっかりと頭に入れ、できることならば小学6年生のころから8秒ルールと24秒ルールは意識してプレイしておくとよいです。

【コツ3】少しずつ筋トレをする

中学バスケからは、身体の接触が必然的に多くなります。
接触プレイで身体の軸がぶれない選手は、得点能力が期待できるようになります。

ミニバスから中学レベルに上げるためにも、少しずつ筋トレで基礎体力、筋力をつけておきましょう。

会長中川
過度な筋トレはせず、適度に行うことで、持久力と筋力をバランスよくつけることができます!

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まとめ

ミニバスと中学バスケの違いを、用具とルールにわけて解説しました。
全ての違いを一覧表にしておきます。

用具 ルール   
ボールの大きさ ゴールの高さ 出場人数 スリーポイントシュート 試合時間 8秒ルール 30秒ルール バックパス タイムアウト
ミニバス 5号球  床から2.6m  10人以上 2点
スリーポイントラインからのシュート
・ 1クォーター6分
・ハーフタイム5分
・延長 3分
なし  24秒  なし  前半1回、後半1回
中学バスケ 7号球(男子)
6号球(女子)
 床から3.05m  5人 3点
スリーポイントラインからのシュート
・1クォーター8分
・ハーフタイム10分
・延長 5分
あり  30秒  あり 各クォーターに1回ずつ
4クォーターには2回

ミニバスと中学バスケは、同じバスケでも大きく異なるスポーツになるといえます。
出場時間と人数の違いはもちろん、運動量も増えていきます。

ミニバスではガムシャラに頑張っていたバスケを、中学では頭を使いながらプレイする必要が出てきます。

ミニバスでは技術で伸び悩んでいた選手も、中学になると思い切ってプレイし、大きく成長することも。

コート上で優れたプレイヤーになるためにも、ミニバスと中学バスケのルールの違いを理解し、いち早くチームに貢献できるような選手になることを目指しましょう。

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