【其の七】中川、バスケやめるってよ

こんにちは、中川です。

「中川さん、プロ選手になろうとは
思わなかったのですか?」

これをよく聞かれます。

多分、弟がプロで
やっていたからだと思うのですが、

プロって何だろう?

これについて
よく考えることがあります。
(仕事ってなんだろうって
考えたときと同じですね・・^^;)

プロコーチ、
プロバスケ。

僕にとって
プロフェッショナルの定義は・・・

実はそんなに
難しく考えていません。^^;

「困っている人を助けてあげたい」

本当にこれしか考えていなくて、

体裁だとかやり方だとか

他(ひと)と比べてどうだとか・・・

そんなことは一切なくて、

とにかく、
目の前のお客さまが
求めているモノに
全力で応えていくことだけを
考え活動を続けてきました。

当然、教えることを
仕事にしているので、
学びもたくさんしています。

自分の持っている
知識のリソースを増やし、
高めていく必要がある。

僕のもとには
日本中、毎日色んな方から
たくさんの悩みや質問が飛び込んできます。

スキル・メンタル・戦術・人間関係・・etc

ときに一筋縄ではいかない
超難題にも出くわしたりする。

それを乗り越えようとさらに
考え、学び、応えていく。

どうすれば
より良くプレーを改善出来るか。

どうすれば
理想に向けチームを加速成長できるか。

どうすれば
人間関係ふくめ諸々を最適化できるか。

お客さま一人一人の
問題に真剣に
向き合ってきたことで

教え方も
指導の着眼点も
お客さまが困っているものを
カバーする力も
より上手く、強くなったように思う。

プレーヤー時代と同じで、
チャレンジが自分の成長を
高めていってくれることは間違いない。

そういう意味では
今もやっていることは
全く同じです。

チャレンジすることが
とにかく好きなのです。

・・

”これまで関わってきた人の数。”

これが一つ
僕の強みだと思っています。

「プロ選手になろうとは
思わなかったのですか?」

これについて言うなら、

僕がイメージしている
「プロ」とは、
光り輝く場所だけの
イメージではなくて

どちらかというと、
誰にでも近い距離で
関わっていき、かゆいところに手が届く
気の利いた身近な存在でありたいと思っています。

「自分にしか救えない人がいる・・」

身長、スピード、ジャンプ力、シュート力・・etc

どれもが普通な僕が、

スペシャルな双子の弟との
比較に苛まれ、挫折し、
乗り越えてきた経験や

仕事が忙し過ぎて
練習にいけない問題だったり、

チームメイトとぶつかりながら
日本一をとった経験とか

良き指導者に恵まれ、
目標を達成することが
出来たプロセスとか・・・etc

誰もが必要とする成長へのヒントを
リアルな心の葛藤や
失敗も含めて、

理解し、届けられる存在で
ありたいと思っています。

指導に関して大切なのは
大きく3つだと思っています。

「考え方・教え方・在り方」

それぞれに
大切にしている価値観と
オリジナルのノウハウがありますが、

そんな中でも、
バスケット指導については、

練習中の言葉がけや、空気づくり、
感情(ステート)のマネージメントなど

全ての大人が
”メンタルコーチング”を学ぶ
必要があると思っています。

あまりにも怒り過ぎだし、
あまりにも褒めて認めなさ過ぎています。

「国民の三大義務」に
メンタルコーチングを学ぶことを
組み込んでもいいんじゃないかぐらいに、

僕はメンタルコーチングを
全ての大人が学ぶべきだと考えています。

もっと寛容に。
もっとポジティブに。

これについては、
今後も自分視点で発信していきます。

・・

ここ数ヶ月、
バスケットにもっともっと
恩返ししていきたいと
さらに想いを強くしています。

日本全国会いに行くコーチとなって、

一つだけやり残し、
まだまだチャレンジすべき問題が
いま目の前に降ってきました。

今、そのことへの
モヤモヤが頭から離れません。

これについては
近い将来、タイミングが来たときに
解決方法について展開していきます。

こうしたモヤモヤが
また自分を行動に奮い立たせ、
高みに向けて成長させてくれると思います。

日本全国に会員さまを抱え、
徐々に置かれてる立場や
責任も役目も増えていきますが、

覚悟をもって
さらに高みを目指していきます。

全ては日本のバスケットに
関わる皆さまのハッピーのために。

これからも頑張ります!

・・

それでは
ここまでお付き合い頂き、
ありがとうございました。

中川がバスケットを引退し、
プロコーチを志すように
なってからのストーリー、

『中川、バスケやめるってよ』
はこれにて終了とさせて頂きます。

ここまで
お付き合い頂き、
ありがとうございました。

そして、これからも
一緒にバスケットについて
考えていけますと嬉しいです。

今後とも
どうぞよろしくお願いいたします。

追伸:

今週末は地元山口で、
僕の名前が付いた『NAOカップ』という
大会を開催します。

九州や四国など
県外からたくさんのチームに
ご参加頂き、盛り上げます。

大会終了後の
表彰式では、
賞状を授与したり、
個人賞(MVPなど)を発表します。

選手のがんばりを称える役目。

これは是非やってみたい!
と思っていました。

僕が子供のころに、
バスケットの諸先輩から
与えてもらったものを
未来あるこれからの世代に
しっかりと届けていきます。

これからも頑張ります!

中川直之

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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