Bリーガーの大宮宏正を迎え入れることとなりました。

中川です、

先日の
うちの会社の企業理念、かなりの反響でした。
https://bit.ly/3sb90Jr

自分としても、
今まで大事にしてきたことや
これから突き詰めていくことが
改めて明確になり、

スーッと一本軸が通った形で、
スタッフとも意識共有を行い、
かなり士気が上がっているところです。

こうして
同じビジョンをもって
協働してくれる仲間がいることに感謝します。

改めて
うちの理念は以下です。

==========
■考えるバスケットの会の理念:

スポーツを通じて考える力を
ーーーーーーーーーー
■行動指針:

1)人々の挑戦をサポートする私たちが先ず挑戦者であること

2)いつも頭を使って考えて動き、あらゆる可能性を追求する

3)主体的行動により未来を創る!そんな体験・価値を届ける
=============

これを口先だけじゃなく、
行動で示していきます。

それで、、、
理念を立てると面白いもので、
早速、共鳴してくれる仲間が。

今回新たに
うちのチームに
スタッフが加わることとなりました。

プロのキャリアを17年。

Bリーガーとしても、
琉球・名古屋・千葉・三遠と
渡り歩いた大宮宏正選手が、

考えるバスケットの会の教室運営スタッフとして、
参画してくれることになりました。

大宮選手のことを
知らない方のために、、、

僕は彼のことを
「大宮(おおみや)」と呼んでいます。

大宮は、自分の母校
専修大バスケ部の一つ下の後輩で、

寮の同部屋で寝食を共にし、

インカレや関東トーナメント、
新人戦、リーグ戦で
タイトルを獲った仲間です。

常人離れした跳躍力で
滞空時間の長いダンクや、
ブロックショット、リバウンドと

今なお専修大学が言われる、
”能力者軍団”の中心にいたのが大宮でした。

ゲームシチュエーションで
ダンクをかます先駆け的存在で、

関東トーナメント決勝は、
アリウープ含む5本のダンクで
優勝を決めたこともありましたね。

以下がその時代のアップ動画です。

一人だけ踏み込みがむちゃくちゃ
遠いやつが大宮です。
(このときがまだ1年生)

スタンディングの360度ダンクとか、
トマホークとか、肘入れダンクとか、
スケールのデカイ魅せるダンカーが大宮でした。

インカレの
ノールックパスで
大宮と完成させた、
アリウープダンクは
一生忘れられない思い出です。

で、、、、

そんな大宮、
いつも寮で何をしていたかというと・・・

部屋でずっと
入念にストレッチをしています

見たことない、
柔軟のやり方で、

足の長い
タランチュラみたいな恰好になって

首に両足を巻き付けたり、、
本当にクモみたいに
うねうねやっていました。

本人曰く、
「イチロー選手がやってるトレーニング」

を実際の鳥取の専門トレーナーの
施設まで学びに行き、

カラダの細部にこだわって
毎晩メンテナンスをしていました。

一言でいうと、超ストイックです。

バスケットについての探求心も強く、

だからこそ、
プロの世界で17年。
コートに立ち続けられたのだと思います。

大宮から聞く話ですが、

”楽しいだけがプロじゃない”

応援してくれるブースターのこと
スポンサー企業のこと
リーグのこと、
バスケ界全体のこと

色んなことを背負ってコートに立ち、

神経をすり減らしながら、
コート内外で振る舞っていたようです。

プロの世界では、
常に結果が求められます。

それは、すなわち勝つことで、

それゆえに
チームは
過度な緊張感と重圧で
極限までヒリつき、

ときに
ネガテイブな空気で
押しつぶされそうになることもあるようです。

まさに厳しい世界。

そんな中、
大宮は現実と課題を切り分け、

コーチと選手の間に入ったり、
ベテランと若手の間を取り持ったり、

潤滑油として
立ち回っていたそうです。

本人の引退の言葉にもありましたね。

==以下部分引用====

時間は有限で気づいたら39歳になっていました。
最高でしたなんて実は全く思っていません。後悔の塊です。今が正解と自分に嘘をついて前に進んできたのも事実です。

性格的にこんな人間なので色々人の分も被って損してきました。
ただ、そんな自分の事は好きなんです。全然良いんです。予定とは違うし後悔してても良いんです。

自分なりにかなりのエネルギーでチームの為にとか、選手の為に、人の為にと思ってやってきました。これは事実です。自分で出来なかった分、周りに還元して後悔させない生き方を伝えまくってやろうと思っています。

===ここまで=====

ご存じの方もいると思いますが、

大宮は、
底抜けに明るい
「太陽みたい」と言われる
キャラクターの持ち主でもあります。

ですが、
昔から大宮を知る自分としては、

明るいのは間違いない。

だけどそれ以上に
クソ真面目でストイックで、
気遣いの塊みたいなやつです。

大宮なりに考えて、
17年間、気張って
がんばってきたのが
こないだ会ったときに
一目で分かりました。

厳しいプロの世界で
もうすぐ40歳というところまで
頑張った大宮に

「お疲れ、やりきったね」
と声をかけました。

今回、
突然の連絡を大宮からもらい、

僕ははじめは、
もうちょっと考えるようにと
なんなら、最初は断りました。

「俺のところに来てどうすんの?」

他にも道があるんじゃないかと。

だけど、
大宮がその後言ってくれた言葉が、

「自分がプロに入って
一番プレー面で悩んでいたときに、
アドバイスをくれたのがナオさんだったから」

その時から、
引退したら必ずこの人のところに
行こうと思ってくれていたようです。

当時、僕は
九州電力でプレーしていて、

大宮がその時いた、
Bリーグの前身熊本ヴォルターズと
試合をすることがあったんです。

やっぱり
大学の先輩・後輩の
関係って続くものですね。

「ナオさんは、出力と弛緩のバランスが本当に上手いよね。この本見てさらに思った。」
https://bit.ly/45vsg2z

と当時から
マニアックなやり取りをしていました^^

・・・と、話を戻します。

今回、
大宮本人の意思を尊重し、

こちらとしても
「考えるバスケットの会」としての
共通のビジョンを達成すべく、

一緒に夢を実現してくれる仲間として、

大宮宏正選手を
考えるバスケット教室の
コーチングスタッフとして
迎え入れることとなりました。

8月27日から、
場所は栃木で開校します。

僕も当日は
サポートコーチとして
クリニックさせていただきます。

ぜひ大宮とは、
今後も先輩・後輩として、

”考バス”ファミリーの仲間として
一緒にチャレンジしていけたらと思います。

それでは、
今日も一つご報告となりましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

中川直之(やるしかない)

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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