こんにちは、中川です。
自分も気づけば５年、
”バスケットのプロコーチ”として
生きていくことが出来ました。
ちょっと暫くは・・
色々あったこの５年を振り返り、
関わってきた皆さまとの
思い出深いエピソードを
書いていきたいと思います。
・・
・
今から５年前・・
僕がコーチの活動を始めたのは
地元の山口県下関市でした。
それまでは、
ごく普通のサラリーマン。
九州の会社に勤めながら
９年間バスケットをしてました。
ただ、、、、、
大手電力会社を辞め、
突然
「バスケで食っていく。」
となったときは・・・
気でも触れたのか、
と周りの方からの白い目を感じることも
多々ありました。
今でこそ
バスケのプロコーチは
ちょっとずつ増えてきましたが、
当時はまだまだ
風当たりが強かったです。
活動１年目に
毎日のように言われた言葉が
「バスケで食べていくって大丈夫？」
でした。
心配というよりは
危ぶんでる感じです。
「バスケで金取るのかっ・・！」
と怒られたこともあります。
そんな活動１年目でしたが、
山口県の宇部市で
小学生向けのクリニックを
させていただいたときのこと、、、
その終わり際に
一人の少年が僕の元にきて
お願いをしてきました。
「中川さん、１対１してください！」
「いいよ！！」
とガッツリ対峙してみると
この子がむちゃくちゃ上手い！
クロスオーバーはキレキレで、
緩急やシュートのパターンも
たくさん持ってる。
「君、何年生！？６年生？」
と尋ねると
「中１です」
と返ってきた。
（ミニバスのOBの子か）
かなりスキルが高かったので、
「今どこの中学でやってるの？？」
と聞いてみると、
次の瞬間、
忘れられない言葉を
耳にすることとなったのです・・・
「今、バスケはやってないんです。
中学にバスケ部がないので・・」
彼の口から出てきた
思いもしない、重い言葉….
とても悲しそうな表情を
していました。
（そうなんだ・・）
気の利いた言葉が全く出てこず、
「これからもバスケを好きでいてね」
という何の答えにもなっていない
返事をしてしまいました・・
僕は彼との
その時のやり取りが
頭から離れません。
大人として
何もできない自分を
とても無力に感じました。
バスケットが上手くて
むちゃくちゃ好きなのに…
「バスケ部がないから
バスケが出来ない」
僕が彼の立場だったら・・・
といつも考えてしまいます。
”中学１年”といえば、
リングも高くなり、
ボールも大きくなり、
本格的なバスケは
まさにこれから！という時期です。
（自分でいう、
恩師の小林先生に真剣に
バスケットを教わり始めた時期です）
▼中川の中学時代：
https://thinkbasket.com/chugaku-episode/
僕が同じ状況に置かれていたら
間違いなく今の人生を
生きられていなかったでしょう・・
「あの子、今はバスケしてるのかなぁ」
「いま、高校３年生かぁ・・」
といまだに思い返したりしています。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
バスケ部がなくても
バスケにチャレンジできる環境が
提供できないものか・・・
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あのときから
真剣に考え続けてきました。
まずは自分にできることを、と
ほんとに微力ですが、
それ以降の活動の中で
オンラインのバスケ塾を作ったり、
コーチ向け動画を配信したり、
バスケットの指導力を養成する
講座も開設しました。
今はYoutubeでも日々情報をお届けしています。
ただ、、、、
いまいち本質的な
問題解決が出来ていないことに
実はこの５年ずっと
モヤモヤしてきました。
と言っても
自分の体は一つしかないし、
毎日会いに行くことは出来ないし、、、
（どうすれば？？）
これを考えながら過ごした
この５年の中で、
ある一つの解決策を思いつきました。
バスケ界になかった革新的な方法です。
それについて・・・
来たるその日、
今月のどこかのタイミングで
お伝えしたいと思います。
（続く）
PS：
場所と時間に左右されずに
バスケットを学べる場を創りました。
これであなたの
バスケットの夢をかなえましょう。
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