選手の主体性について考える

中川です、

このところ、
子供たちの「主体性」について
考えさせられることが多いです。

先日、
コーチ養成メンバー斎藤先生の
見られている埼玉北本東中:
https://bit.ly/3JoqKa8

なんと・・!!

チーム全員を
さまざまな役割のリーダーに置き、

例えば、

声出しリーダー
ウォームアップリーダー
外練リーダー
掃除リーダー
挨拶リーダー
筋トレリーダー

・・など、

全員を何かしらのリーダーに据えることで

選手それぞれの責任感と
”チームを想う気持ち”を結集させることに成功。

その流れを創ってからというもの、
バスケットが急加速!!

自主練も積極的に行うようになり、

チーム初の
夏の地区大会優勝を達成しました。

本当に凄い一体感でした!!

・・

先日、お邪魔した
大阪桐蔭女子バスケット部:
https://bit.ly/3N60aTW

2023年の女子Jr.ウィンターカップを
優勝に導かれた市川藤乃先生の言葉も

頭から離れません。

===========
プレーの「際(きわ)」を大切にしよう。
=============

際(きわ)とは、
ルーズボールやリバウンドなど
勝敗を決するこぼれ球を

マイボールに持っていく、
球際(ぎわ)の強さ!

ほかにも
攻防で味方をサポートし、
数的厚みを作っていく

速さ、機敏さ、気配りが出来る選手になろう!

そんなメッセージでした。

その結果が、
2023年の女子Jr.ウィンターカップ
大阪薫英中での日本一!!

僕のプレーヤー時代をふり返っても、

やはり
チームを想って、自分から動く!

そんな主体性を持った
集団が強いと思うし、

改めてそれがチーム(結束)だと思う。

・・

これは、
小学生のケースですが、

子供たちが自ら考え、
動けるようになるために、

千葉の認定コーチ
金子さんがこんな取り組みを。

どうやったら子供たちの判断力が身に付くのか?

そのために行ったのが、
以下3STEPです!

1)判断軸を創る
2)壁にぶつかる
3)問う(考える)

何かミスが起こったとしても、
コーチが選手の目線に立ち、

「どんなふうに見えていたの?」
「どうすれば良かったかなぁ?」

これをチームにシェアした判断軸をもとに、
選手にコツコツ質問していきます。

すると、ビックリ・・!!

気づけば、子供たちが
どんどん自分で考え、判断し、動けるように。

そして、さらなる効用が・・!

=========
「もともと全然喋らない子たちだったんですが、
むちゃくちゃ喋るようになりました!」
===============

まさに子供たちの
「主体性」を高めることに成功。

そんな劇的ビフォーアフターの実践例を
「考バス」でも公開しています。
https://t-bas.net/user/detail/6mtogjgkf6

チームスポーツの中で、
子供たちに伝えたいメッセージの一つが、

============
チームがどう動くかを待つのも良いけど、
忘れてはならないのは
あなたもチームを動かす一人だよ。
================

ということです。

チームで動く際、

人任せにするか、当事者を選ぶか、

受け身になるか、前に出るか、

言われて動くか、動かすか?

指示待ちか、自分主導か、

思考停止か、考え続けているか・・??

このスタンスの違いは、
人生のあらゆる場面で
確実に差となって表れます。

ぜひ後者を選び、
そこから得られる素敵な体験を。

バスケットを通じて
そんな時間を届けていきたいと
強く思っています。

このあたりの話についても、
また一緒に考えていく機会を作れたらと思います。

それでは、
今日もお読みいただき、
ありがとうございました。

中川直之

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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