子供たちの成長を妨げる一番大きな壁。

中川です、

子供たちの成長を妨げる、
一番大きな壁。

それは外からの障害じゃなく、
実は、彼ら自身の心の中にあると感じています。

その最たるものが
「ミスを恐れる心」ですね。

たとえば、
試合でシュートを外してしまった瞬間、
次のプレーが消極的になる子をよく見かけます。

失敗を恐れるあまり、
もう一度シュートを狙うのではなく、
せっかくのチャンスでもボールをパスしてしまう…

僕も指導していて
そんな場面に何度も遭遇してきました。

さらに、
「ちゃんとやらなきゃ」と
完璧を求めるあまり
プレーを加減したり…

あとは、
「こんなことしたらダメかも」と
考えてしまう思い込みも、
大きな足かせになっています。

これら思い込みの多くは、
無意識のうちに社会や周囲の価値観が影響しているんですよね。

結果として、
新しいアイデアや創造的な発想の芽を
摘んでしまっているのかもしれません。

また、
他人の目を気にしすぎることも
大きな課題です。

「周りにどう見られるだろう?」という不安が、
子どもたちの自分らしさや自由な表現、
挑戦する勇気を奪っているんです。

これら
おそれや囚われ、心の縛りが、
本来持っている可能性を抑えつけてしまっています。

ただ・・・!

そうした心理的な制限は、
適切なサポートを通じて
必ず解放できると僕は信じています。

そのために大切なのは、
まず一人ひとりの子供たちの
内面に寄り添って、不安や恐れを理解すること。

子供たちが失敗を恐れず
むしろ成長の一歩として
受け入れられるような場を
一緒に作っていくことです。

『コーチングマインド』といって、
子どもたちの可能性を信じ続けることが、
彼らの心を開放する鍵となります。

最も大切なブレイクスルーは、
この心の解放です。

技術や知識の向上も大切ですが、

子どもたちが自由に考え、
行動できる心理的な環境を整えることこそが
本当の成長につながると信じています。

僕たちコーチの役割は、
本来持つ力を存分に発揮できるよう
サポートすること!

この取り組みは、
すぐに結果が出るものでは
ないかもしれませんが、

一人ひとりの可能性を信じ、
寄り添い続けることで必ず実を結びます。

この考えを、
信念をもってコーチ養成メンバーにも伝えていきます。

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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