笑顔だけど真剣!選手がよく喋るコーチング。


中川です、

コミュニケーションが上手なコーチは、
選手の考えを引き出すのが上手い。

というお話です。

先日、
大阪のとあるジュニアチームに
お邪魔したのですが、

状況判断の教え方が、
とても端的で分かりやすいんです。

チームで取り組んでいる共通のルールを、

今のどやった?

せやろ?

おしゃ!次からもそれで行こか!

…みたいな感じで、

すごく端的な質問で
選手の思考をガンガンに引き出していきます。

このテンポが何とも言えず良い!

大人だけが喋る
ティーチングじゃなく、

サクサク子供の思考を引き出す、
コーチングです。

子供たちに喋らせ、
内側から答えを引き出すので、
選手の頭も動き、判断力の定着も早い。

中学生でありながら、
5on5の状況判断がとても上手でした。

今の育成にありがちな、
個のスキルに傾倒していないんですね。
エゴがなく、プレーのバランスも良い。

このチームの
コーチングを機能させているのは、
選手との関係構築能力だと思いました。

いわゆる、関西の文化にある
ボケとツッコミじゃないですが、、

真剣にバスケットをやる中でも、
笑いのエッセンスを忘れない。

厳しい指導中も、
的確な指摘(ツッコミ)と
ユーモア(ボケ)を織り交ぜた掛け合いで、

なんだかんだ
ニッコリする子供たち。

この緊張と緩和のバランスが絶妙で、

関西弁って強いなぁ。。
と思いましたね(^^;)

選手への質問 ⇔ 選手からのアンサー

このキャッチボールがたくさん生まれ、
やり取りもテキパキしてて、
一つの理想のように思いました。

選手の思考をいかに動かし、
いかに言葉を引き出すか。

その空気を作り出せるか。

これコーチングの肝だと思ったので、
シェアさせていただきました。

バスケ指導を加速させるのは、
選手とのコミュニケーションだと思います。

▼バルセロナU-12 ロッカールーム:

サッカーの育成カテゴリなのですが、
この動画も凄く参考になると思います。(04:55)

 

世界との差はこんなところにあるのかもしれませんね。

動画はサッカーですが全てのスポーツの育成年代の指導に携わる人には皆同じ事が言えると思います。
現代のスポーツ現場では技術や根性だけでは勝利を掴む事が非常に難しくなっています。選手と指導者がしっかりコミュニケーションをとり「選手」として「人」として成長を促す事が出来ているかどうかという事が重要だと思います。
改めて選手と指導者の関係を考えさせられる動画です。

和歌山 亮さんの投稿 2020年11月7日土曜日

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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