”動きすぎるオフェンス” 良い悪い??

中川です、

大好きだった先輩
息子さんが会にご参加いただきました。

むちゃくちゃ大切にします。
何か分からないことがあったら聞いてね。^^

それで、、、

今日のテーマは、
動きすぎるオフェンス』についてです。

基本、
人とボールが動く、
いわゆるモーションオフェンスは、
DFFのずれを創るために大切だと考えています。

ただ、、

何でもかんでも
やみくもにコート内を動き回るのが良いかというと、、、
僕はそうではないと思っています。

スペースを潰すことになったり、

まわりと歯車が合わなかったり、

相手が見えていない独断の動きって、、、

DFFを見て的確に攻める。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という観点からすると、
要領を得ない瞬間があると思うからです。

”動きすぎるオフェンス”については、

僕の主宰する
考えるバスケットの会」でも
話題になりました・・

立教大の頭脳派コーチ本橋さん
の投稿をシェアしたいと思います。

===以下会員の本橋さんの投稿===

うちの元全力少女に変わったきっかけを聞いてみました。原文のまま載せます。

『最初の頃マグロみたいに動きっぱなしだったのは、高校の名残プラス自分がなんとかしなきゃ!っていう気持ちの空回りだったと思います。正直周りから動きっぱなしって言われていてもその認識が自分ではしきれてなかったですね。。だから、自分止まってるつもりなのになぁ、、と思ってました笑

それが、変わったのは多分自分が怪我して外から見る機会があったことと、思うように動けなくなったことだと思ってます。思ったより周りが休憩というか止まってること多いなぁと思い、自分のプレーをビデオで何度も確認したところ、あ、自分って動きすぎだ!と初めて認識できました笑 私にとっては怪我したことが、限られた力をどこで使うかと考えるきっかけになったと思います!

あと、最初の頃ドライブで抜けてたのにだんだん抜けなくなってしまったことも、動きすぎが原因だと考えたのでスピードをきちんと活かす為にも止まることが自分にとっては大切だなとその頃に思いました!』

===ここまで====

この投稿、
凄く大切なエッセンスが含められています。

動きすぎを始めは自覚できていなかった。
ケガをし、力が限られたことでより考えるようになった。

そんな彼女は今、
格段に状況判断能力が上がっているそうです。

これ・・・
実は中川も
彼女と全く同じような
プレーの転換期があったのです。

一つは、
大学3年の夏にやった
膝の前十字じん帯断裂・・・

あれで、
アスレチック面で高みを目指すことに
ブレーキが入りました。
(それまでガチでダンクシュート目指してました・・笑)

復帰したのが、4年の冬。。

不思議なんですが、
そのときむちゃくちゃ視野が広がっていたんです。

自分が自分が・・の雑念が減り、
周りがすごく見えるようになったんです。

立教大の彼女が言っていたような、
外で見ていたから落ち着いてコートが見えるようになった、

まさに怪我の功名というやつです。

もう一つは、
社会人時代27歳ぐらいのこと・・

若かりし頃と比べ、
明らかに体力の衰えを感じるようになりました….

そこから必要を迫られ、
より効率的で結果につながる
プレーメイクを考えるようになりました。

天皇杯で3年連続学生を倒せたのも、

20代前半じゃなく、
むしろ力が抜けて、効果的なバスケで
違いを創れるようになった30歳前後のことでした。

この両方の経験で言えるのですが、、

動きすぎておらず、
むしろ動きやプレーに制限ができたから、質が向上した。

というものです。

的確に相手の歪みを突く、
質の高いオフェンスの選択スキルが
上がりました。

そのために仲間と
コミュニケーションを密に行い、

他のチームには出来ない、
チームケミストリーを構築すること。

そこに重きを置くようになりました。

だから試合で勝てたと思います。

これは先日お世話になった、
大阪U-15クラブチームでの
ピックアップゲームです(01:05)

この動画を見てのとおり、
もういいおじさんなので、
力は当然入ってません・・(笑)

だけど、
スコアって色んな取り方があるんですよね。

力が限られているからこそ
視野をたくさん確保し、
プレーアイデアもたくさん考える。

人間、何かしら制限があったほうが、
創造力が上がるように思います。

”動きすぎるオフェンス”

ここから話を始め、
色々書いちゃいましたが、^^;

最後にまとめます。

★★まとめ★★

動くのは良い!
ただ動き過ぎより、正しい判断を。

動けなくなってからがバスケは楽しい。
★★★★★★★★★★

ケガをしても今より上手くなれる!
自分の経験からそう思います。

前を向いて頑張っていきましょうね^^

それでは今日もお読みいただき、
ありがとうございました。

★★★★★★★★★★★★

考えるバスケット会員

千葉県 36歳 金子哲也
(ミニバスコーチ リトルファイブ幕張HC 元千葉市選抜HC)
ーーーーーーーーーー
■なぜ考えるバスケットの会に入りましたか?

4年前Facebookで中川さんの活動を知り、考えるスキルブックを購入したのがきっかけでした。
中川さんの実戦感覚を言語化する能力の凄さに衝撃を受けたのを今でも覚えています。
自分がなんとなくでやってきた事を全て言葉にしている!しかもわかりやすい!!
迷うことなく入会することを決めました。

あの時は「これからどんな事を学べるだろう」とワクワクした気持ちでした(^_^)
4年経った今でも未だ底が見えない。
「恐るべし、中川直之!」という気持ちです(笑)

一般的なスキルの紹介とかではない、実戦感覚の言語化、言葉のヒントが本当に勉強になっています。

■入会後にあった具体的な成果

入会してから、千葉市の大会で常に上位に行けるようになりました。
優勝が5回、準優勝を7回達成できました。

中川さんの個人スキル系動画を参考に身体の使い方、対人のポイント、騙しのテクニックなど選手に指導し、スペーシングも意識するようになりました。

あと個人的なことなのですが、千葉市バスケット協会で技術委員長のポジションを任されるようになり、若手コーチからアドバイスも求められることが増えました。市の指導者講習会の講師も3度務めさせていただきました。

これもすべて中川さんにバスケットを教われる環境があり、指導で躓いたとき、中川さんに話を聞いてもらえ、的確な答えをいただけたからです。

■あなたにとって考えるバスケットの会とは

教科書に載っていない実戦感覚を学べる場。
中川直之ワールドと言いましょうか(笑)
とにかく内容が濃く実戦的です。

■考えるバスケットの会をおススメするとしたら?

自分ではわからない実戦感覚を学べて、指導の幅が格段に広がりました。
会で教わったことを、子供たちや周りの指導者にも還元できており、本当に入会して良かったです。
迷われている方は、ぜひご参加ください。

★★★★★★★★★★★★

金子さん、ありがとうございます。^^

これからも一緒に頑張っていきましょうね!

それでは、
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

※ 期間限定!
【バスケが上達する!超実戦スキルブック第6弾】を無料プレゼント中!

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