コートを俯瞰する力を身につけるために

中川です、

コートで視野を広く持てれば、
もっともっとバスケが面白くなると思っています。

あれは今から6年前・・

地元山口で
中学時代の河村勇輝くんの
プレーを見たのですが、

彼、当時から
とんでもない視野を持っていました(**)

目の前で
オールコートプレスの
相手とバチバチやり合いながら、

ノールックでコート端っこの
味方にロングパスを出したのです。

えっ?いつ見たの?
と、思いきり虚を突かれました。

そこからの彼の活躍は、言わずもがなです。

・・

よく
コートを俯瞰しよう!
と言いますね。

「俯瞰」とは
鳥のように高いところから見下ろすこと。

コートで広い視野を持とう!ということですが、

そのために必要なことを
自分の経験から書いてみます。

理想は、
スタンドから見ている
保護者の皆さまの景色なんです。

コートの選手に対して、

「どこ見てんの!!」
「前が空いてるじゃないのー!」
「ああ、ゴール下ノーマーク!」

・・みたいに

思わず突っ込みたくなる
あの瞬間の視点が、
実は理想だったりします。

ただ、、、、
難しいのは、

コートの選手は立体じゃなく、
平面でプレーしているということです。

そばには
スペースや視界を潰しにくる、
ディフェンダーがいるわけです。

なかなか冷静に、
コートを見下ろすイメージでは、
プレーできません。

じゃあ、どうやって
俯瞰する力を身に付けるのか?

僕はひたすら
映像の力を借りることだと思います。

保護者の方が
上から撮ってくれた試合映像を
擦り切れるぐらい何度も見る。

平面(コート)での景色と、
俯瞰(スタンド)からの景色。

この両者の視点を
行ったり来たりしながら、

ああ、あそこが空いていたのか!

あのとき、ゴール下の
ノーマークが見えていれば><

みたいに
脳内で場面・状況を
イメージとして刷り込んでいく。

そうすることで、
コートでプレーする際に
意識を置くポイントに気づくことが出来ます。

これは、
視野というより、視点です。

人間って、
視点のないものは見えないんです。

この状況でここが空く

そんな視点の多さが、
視野の広さにつながっていきます。

自分も『今日のパス』シリーズで
パス動画を配信していますが、

あれも
「ここが空く!」という視点が、
コートを捉える力に繋がっています。

ぜひたくさん
試合映像を見て学び、
コートでの俯瞰力UPに繋げていってください。

今日の記事も参考になれば幸いです!

追伸:

この7月から
考えるバスケット教室@東京校を開校します。

教室を構えるのは実に7年ぶりです。
(7年前は地元山口でやっていました)

場所は調布市で
7/12(火)スタートで考えています。

スキル補完をメインに
夜2時間の枠でみっちりやりたいと思います。

また詳細が決まりましたら、
アナウンスさせていただきますね。

ご興味ある方、
以下よりコンタクトください。

▼考えるバスケットの会お問い合わせフォーム:
https://form.os7.biz/f/2208c506/

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

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