こんにちは、中川です。
今日は、
この記事に出ている
大切な方との思い出を書かせてください。
https://yahoo.co.jp/articles/044
「直之と一緒にバスケがしたい!」
その言葉が、今も耳に残っています。
これは、
僕が福岡で実業団として
プレーしていた頃の話です。
当時の僕らは、
”仕事をしながらバスケ”
平日たった2回の練習だけでは
とても足りませんでした。
そこで、
地元のクラブチームにも
よく顔を出していたんですね。
運営していたのは、
大濠高校出身の
”堅気で”人望の厚い松井さんという方。
当時の福岡県にいた
社会人バスケのエリートたちは、
だいたいそこに集まっていました。
僕も社会人1年目から
そこに参加させてもらい、
練習後に必ず開かれる
”バスケ談義の宴”にも
いつも顔を出していました。
熱く語り合い、
ときには本気でぶつかり合うような時間。
そのバスケ談義で、
毎回、熱く激論を交わしていた一人が
先ほどの記事にも出ている、
相川さんでした。
相川さんは、
自分の考えを
ハッキリ持っている人でした。
時に、耳が痛くなるような意見もはっきり言う。
けれど、それを行動で裏付ける人でした。
僕ら九州電力の練習にもよく参加してくれて、
同じPGとして
よくマッチアップしました。
相川さんは2個上の先輩ですが、
僕はもちろん手加減なし。
全力でぶつかるその時間が、何より楽しかった。
練習後もまた、バスケ談義へ….
「20代って、こうやって過ごすものだよな」
今振り返っても、
バスケに青春していた、
かけがえのない時間でした。
そんなある日、
発起人の相川さんが、言い出します。
「名古屋で3×3の全国大会があるらしいけん、一緒に出ようぜ!」
スポーツオーソリティが
NBAとコラボした企画!
相川さんの声かけで、
チームが結成されました。
九電の仲良しトリオ
大濠→専修大の平山先輩と、
底抜けに明るいインサイド柚木さん、
そして僕、中川。
この4人で全国大会に挑みました。
名古屋大会のゲストには、
NBAの名シューター、
アラン・ヒューストンが来ていました。
参加チームは、
ストリート系の猛者や、
海外国籍の選手がそろったチームも。
若くて血気盛んだった僕は、
ガンガン1対1を仕掛けていました(笑)
気づけば決勝へ進出!
相手は身体能力抜群の
海外国籍のチーム。
序盤押されるも、
終盤に1on1で怒涛の追い上げ!
そして、劇的なラスト!
柚木さんの
起死回生のシュートが決まり、
結果、3×3全国優勝。
3×3@名古屋で日本一になった、
その時の写真がこちらです:
(一番左が相川さんです)

みんな、本当に良い顔してる。
相川さんも、めちゃくちゃ嬉しそう^^
あとで知ったのですが、
生前この写真を
相川さんはずっと大切に
飾ってくれていたそうです。
今、こうして書きながら
何度もあの笑顔が浮かんできます。
僕より2つ上の先輩、
話せばいつも、
若く気の利かない僕の未熟さを
そっと受け止めてくれました。
今でも、スマホの電話帳を開くと
一番上に「相川さん」の名前が出てきます。
….消せないんですよね。
それを見るたびに
心の中でそっと伝えています。
「相川さんの分も、頑張って生きていきます」
相川さんは、
Bリーグ・ライジングゼファー福岡の
GMとしても奮闘されていました。
とてもバスケに熱い方でした。
あの頃、
福岡で過ごした9年間は、
仕事をしながらバスケについて、
何度も語り合い、
何度もぶつかり、
何度も考え続けた時間でした。
今の活動の原点でもあり、
あの時間があったから
今の僕があると、心から思っています。
そんな想いの詰まった福岡で、
今月5/24~25、
ダンカーの大宮と
一緒にクリニックを開催します。
https://x.gd/zAuvW
九州にお住まいの皆さま、
ぜひ詳細をご確認のうえ、ご参加いただけたら嬉しいです。
▼5/24-25福岡クリニック詳細はこちら:
https://thinkbasket.com/fukuoka0524-25/
当日、会場でお会いできるのを楽しみにしています。
相川さん、本当にありがとうございました。
またいつか、どこかで、
一緒に全力でバスケをしましょうね。
中川直之
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