バスケットボールの試合の展開や流れがわからない!
初めてバスケットボールの試合を観戦したとき、これからバスケットボールを始めようという時、こんな風に感じますよね。
バスケットボールを始めて上手くなるためには、技術練習だけでなく試合のルールや流れを知っていなければ試合で活躍するどころか、試合に出ることもできません。
まさにはじめの第1歩を歩み始めようという方へ、今回はバスケットボールの試合のルールや流れについて記事を紹介していきます。
最後まで読んで、基本的な試合の全体像をつかむのに必要なことをしっかり押さえておきましょう。
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このページでお伝えすること
バスケットボールの人数
ベンチの控え選手は12人〜15人
バスケットボールの試合は自チームの中で5人と相手チーム5人の5対5で試合を行います。
ベンチに入れる選手の人数は12人〜15人ほど。
バスケットボールの試合では最初に出る5人の選手をスタメン選手。
ベンチにいる選手を控え選手と呼びます。
試合ではスタメン5人が1試合すべて出るのではなく、控え選手とスタメン選手を交代させながら試合を進めていきます。
バスケットボールの試合開始・中断・再開
実際にバスケットボールの試合はどのように始まるのか、また中断した場合の再開方法を解説します。
試合の開始
各チーム1名のジャンパーによるジャンプボールを行います。
それぞれ自チームのバスケット側の半円の中に立ち、片方の足はサークル中央のライン付近に置きます。
どちらかのジャンパーの手がボールに触れた瞬間から時計が動き出し、試合開始となります。
試合の中断と再開
ゴールが決まったあと、プレイヤーの反則で審判が笛を吹いたとき、タイムアウト、フリースローなどで試合が中断される場面があります。
審判はその都度、時計を止めて試合を中断します。
試合の再開方法
ボールの所有がどちらのチームかわからなくなった場合、両チームが交互にスローインをして試合を再開します。
このルールを、「オルタネイティング・ポゼション・ルール」と呼びます。
また、ボールの所有がどちらのチームにあるかわからない状況のことを、ジャンプボールシチュエーションといいます。
2004年以前は、そういった場面ではジャンプボールで試合が再開されていたことからこう呼ばれています。
バスケットボールの試合時間
第1Q | インターバル | 第2Q | ハーフタイム | 第3Q | インターバル | 第4Q |
10分 | 2分 | 10分 | 10分 or 15分 | 10分 | 2分 | 10分 |
1Qごとに2分間の休憩を挟みますがこの休憩をインターバル、2Q目と3Q目の間にはハーフタイムという10分間の休憩時間が設けられます。
基本的にインターバルは2分ですが、大会によって異なることがあります。
それはハーフタイムも同様です。
試合中のインターバルやハーフタイムは何をする?
先ほども説明した通り、バスケットボールの休憩時間はインターバルとハーフタイムの2種類の休憩時間があります。
インターバルは2分間の短い休憩時間のこといい、水分を補給したり、体を休めたり、選手同士で試合の流れや相手チームの特徴などについてコミュニケーションを取り合うために使われます。
ハームタイムとは10分間〜20分間(リーグや大会によって誤差があります)の長い休憩時間のことを言います。
ハーフタイムでは選手達は一旦ロッカールームに引き上げて、これからの作戦事項や監督、コートからの指示の確認、これからの試合展開について話し合います。
試合中のタイムアウトについて
バスケットボールの試合の中にはタイムアウトを取ることにより、1分間の休憩をとることができます。
タイムアウトの主な意味は、選手を休憩させるためやベンチでコーチの指示を選手全員に把握させるためにタイムアウトを取ります。
タイムアウトは、各チームにつき前半2回と後半3回の合計5回取ることができます。
自分のチームの試合展開が悪い時や試合の勝敗を決める1プレーを行う前にとられることが多いです。
例えば自分のチームが3回連続失点に加えチームの雰囲気が悪い時にはタイムアウトを取らずにはいられません。
チームの雰囲気を変えたい場合にはタイムアウトが取られると覚えておきましょう。
また延長戦の場合は各チームにつき1回ずつタイムアウトを取ることが可能です。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
バスケットボールの得点の種類は3種類
バスケットボールは得点を多く取り合うスポーツです。
得点が少ないチームが試合に負けることになります。
バスケットボールの試合における得点には、3種類あります。
- 3点=スリーポイントラインより外側からのシュート
- 2点=スリーポイントラインより内側からのシュート
- 1点=フリースロー
バスケットボールの得点にはスリーポイントシュートが入った時に加算される3点、ミドルシュートやレイアップシュートなどで加算される2点シュート、フリースローで1ポイント加算される点数の取り方の3種類があります。
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バスケットボールの選手交代
バスケットボールの試合はスタメン選手が1試合フルで出るスポーツではありません。
控え選手とスタメン選手を入れ替えながら試合を進めていきます。
バスケットボールでは、同じ選手が何度も交代できます。
たとえスタメン選手がベンチに下がっても、また戻ってくることが可能です。
詳しく説明すると、5ファール以内である時と負傷退場などで試合に出られない場合をのぞいて試合に出続けることもできます。
また試合人数が5人以下になっても試合を続行させることもできるので、合わせて覚えておきましょう。
バスケットボールのルール違反にはどんなものがある?大きく2つに分けて解説
バスケットボールのルール違反の中には大きく分けて2つの種類があります。
2つのルール違反について詳しくみていきましょう。
その①ファウルについて
バスケットボールのファウルプレーには様々なプレーがありますが、1人の選手につき5回までのファウルが可能であることはルールで決まっています。
5回以上のファウルをしてしまうと、試合に出られなくなってしまいます。
ファウルはスポーツマンらしくない悪質なプレーです。
戦略的にファウルを使う手もありますが、基本的にファウルはやらないようにしましょう。
ファウルされた選手からすればとても嫌なことです。
相手の気持ちになってフェアプレーで試合に臨みましょう。
バスケットボールにおけるファウルの種類についてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
その②バイオレーションについて
バスケットボールの試合では、禁止されている行為のひとつに、バイオレーションというルールがあります。
バイオレーションを行なってしまうと、ボールの所持権利が相手チームに移ってしまい、相手チームはバイオレーションの起こった位置から最も近いサイドラインかエンドラインの外からスローインでプレーを再開させることができるのです。
何度も言いますが、バイオレーションとは、バスケットボールの試合で禁止されているプレーです。
ボールの所持権利が相手チームに移るだけでなく、不利な状況で試合を進めることになります。
そうならないためにも、フェアプレーで試合に臨みましょう。
日本とNBAとの試合ルールに違いはある?
日本のバスケットボールの試合とNBAに試合のルールには以下の4つの異なるポイントがあります。
・ノーチャージエリアの有無
・ディフェンスの3秒ルールに対する厳しさの違い
・試合時間
まず1つ目の違いは、ボールのサイズです。
日本バスケットボールの試合球は7号球、NBAの試合では6.5号球が試合に使われています。
2つ目に、ノーチャージエリアの有無です。
チャージングとは、相手を好意的に押し込んだ時にとられる反則プレーのことをいいます。
しかし、ノーチャージエリアとよばれるゴール付近のエリアだけはチャージングが取られないゾーンがあります。そのゾーンのことをノーチャージエリアと呼びます。
ノーチャージエリアは、FIBAバスケットボール連盟だけに適用されているルールです。
日本バスケットボールの試合では適用されていません。
3つ目に、ディフェンスの3秒ルールについてです。
オフェンスプレイヤーにマークしていないディフェンダーは、3秒以上ペイントゾーンに留まってはいけないルールのことを言います。
日本とNBAの試合を比較すると、3秒ルールに対する厳しさの違いが挙げられます。
NBAの審判の方が3秒ルールに厳しいという傾向があります。
これは何も日本の審判が厳しくないということではありません。
逆に、日本の審判の場合はトラベリングやダブルドリブルに厳しくなっています。
最後に、日本バスケットボールとNBAの決定的な違いは試合時間です。
日本バスケットボールの試合は10分4Q制ですが、NBAの試合時間は12分4Q制と日本のバスケットボールよりも試合時間が長く設定されているのが、異なるポイントです。
まとめ
今回はバスケットボールの試合のルール、試合の進み方について記事を紹介してきました。
バスケットボールの試合は攻守の切り替えが激しい分、チームの流れも変わりやすいスポーツです。
20点差で勝っていても、最後には逆転されてしまうこともあります。
試合の流れがわかるようになってくれば、監督やチームメイトからも頼りになるプレイヤーに成長することができます。
1日1つずつでも良いですから、バスケットボールの試合のルールを覚えていきましょう。
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