こんにちは、中川です。
ここ最近
僕のコミュニティ内で
盛り上がった以下議題。
======
(Uさんからのご相談)
現在、中学校でバスケット部の指導をしているのですが、経験も浅く、ベンチでのコーチングに難しさを感じております。
生徒のよい点、改善点を見極め、アドバイスするには経験値も必要かと思うのですが、試合のときに皆さんがコーチングをする際に意識していることや大切なことがありましたら、教えていただけますでしょうか。
=======
「いい質問ですね」
思わず池上彰さんに
なりかけましたが^^;
僕のコミュニティ内でも
活発な意見交換がされた、このテーマ。
以下が中川の回答です。
===中川の回答===
コーチとしては、何が上手くいっているかの本質を捉えて、そこをしっかり選手にフィードバックし、強調してあげることが大切だと考えています。
例えば
■オフェンスであれば・・・
パスが回っている、ドライブが効いている、速攻で走れている、スクリーンが上手くいっている・・etc
■ディフェンスであれば・・
ポジショニングが良い、脚が動いている、声が出ている、フィジカルに行けている、などなど
これら結果を生む要因となっている部分、
チームとして強調し伸ばしていきたい部分を
ガンガンに褒めてノせていき、
再現性を高めることを意識しています。
これは試合だけでなく、
練習の時点から始まっています。
試合のパフォーマンスは、
すべて練習で決まります。
コーチの立場としては、
日ごろから
良いプレーの習慣化、承認、意識づけを
毎回の練習で行う必要があります。
選手が、
「自分は何をやればいいのか」
「何を頑張ればGoodなのか」
「自分はこの役目を頑張れば貢献できる」
「チームでこれを頑張れば勝てるんだ!」
という役割と方向性が明確に定まり、
個人個人が責任を持って
それぞれのタスクに集中できれば、
締まりある強いチーム(風土)が
出来上がります。
選手のスキルやレベルに違いはあれど、
一人一人それぞれが向上することを
目指して頑張っているので、
ちょっとでも伸びているところに
スポットを当て、しっかり褒めて
認めてあげることが大切です。
チームとして強調していきたいところは
グイグイフィードバックし、良い流れを作る。
これが大切だと考えています。
選手にとって一番困るのは、
何を頑張ればいいか分からない、
何をやっても褒めてもらえない、
で・・・
何をすればいいか本当に分からない(><;)
な状況です。
一気に頑張れなくなり、
ステート(心の状態)が下がります。
これは、
ピーター・ドラッカーの言葉ですが、
それぞれに役割と責任をもった集団になれば、
強い組織が生まれます。
人を動かすには、
・出来るだけポジティブに
・素直で誠実な評価を
・相手の立場に身を置く
これがムチャクチャ大事です。
ちょっと抽象的ですが、参考になれば幸いです。
===ここまで===
指導者の方で
同じような悩みを持たれている方は、
ぜひ参考にされてください。
・・
・
これから数日は
ちょっと流れを変え、
コーチングをテーマに
色々書いていけたらと思います。
どうぞお付き合いください。
指導者・保護者の皆さま、
良いコーチングについて
一緒に考えていきましょう。
良ければ感想やご意見など、
お待ちしていますmm
▼メルマガの感想はこちら:
https://form.os7.biz/f/de745f17/
中川直之
(今日は温泉でゆっくり出来ました**)
追伸:
今回のように
僕の主宰する会員制コミュニティ
『考えるバスケットの会』は、
指導者&プレーヤー向けの
さまざまな質問にお答えしています。
バスケットで困っている、
けど相談できる相手もいない・・
そんなあなたは
ぜひ以下からコンタクトください。
https://thinkbasket.com/sl4
一度きりのバスケット人生。
ぜひ遠回りすることなく
前向きにチャレンジしていきましょう!
バスケットの細かい質問など、
なんでもお答えさせて頂きますね。
▼いつでも中川に相談できる
会員制コミュニティはこちら:
https://thinkbasket.com/sl4
あなたへのおすすめ記事
※ 期間限定!
→ 【バスケが上達する!超実戦スキルブック第6弾】を無料プレゼント中!
- 【10周年動画公開!】12・9新たな企画をやります! - 2024-12-07
- 【第5話】「この人スゴイ!」と思った選手たち~プロコーチ人生10年を振り返って - 2024-12-06
- 【第4話】「社会は甘くない」10年で学んだ本当の意味 - 2024-12-05
- 【第3話】コロナ禍で学んだ「逆境を力に。」 - 2024-12-04
- 【第2話】否定、孤独、葛藤・・・ゼロから始めたプロコーチ人生。 - 2024-12-03
お疲れ様です、褒める事に関して・コーチ自身が褒める・認める教育を受けてなければ・おだてる・君の割には頑張っているみたいな対応をされる方もいるかと思います、そこに素直さ・謙虚さも必要だと感じています!