バスケットボールの5つのポジション。
スキルや身長、プレーヤーの性格など、様々な特徴によって、チーム内で各ポジションに割り振りされます。
あなたは今、どのポジションですか?
中には、現在のポジションが本当に自分に合っているのかどうか、不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、バスケの各ポジションの役割について細かく解説していきます。
どんな人がどんなポジションに向いているのか、自分やチームのメンバーにあてはめて見てみてください。
ネットで無料ポジション診断ができるサイトも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
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【完全保存版】バスケのポジション5つの役割を徹底解説!
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このページでお伝えすること
【身長&性格】バスケットボールポジション診断!
バスケの基本的なポジションは5つ。
ポジションにはそれぞれ番号が付けられています。
- 1番 : ポイントガード(PG)
- 2番 : シューティングガード(SG)
- 3番 : スモールフォワード(SF)
- 4番 : パワーフォワード(PF)
- 5番 : センター(C)
ポジション分けの基本的な基準としてあげられるのは、まずは「身長」です。
ポジションの番号が大きくなるほど、身長が高いプレーヤーが適正になります。
次の基準が「スキル」と「性格」。
そのポジションに必要なスキルが高かったり、性格的に合っている場合は、身長が適性ではなくても割り振られることがあります。
では、それぞれまとめてみましょう。
1番:PG | 2番:SG | 3番:SF | 4番:PF | 5番:C | |
スキル | ・ドリブル ・パス ・ゲームコントロール |
・ドリブル ・パス ・スリーポイントシュート |
・ドライブ ・ミドルシュート ・スリーポイントシュート |
・ミドルシュート ・リバウンド ・視野の広さ |
・リバウンド ・ポジション取り |
性格 | ・冷静 ・指示が出せる |
・度胸がある ・芯が強い |
・思い切りが良い ・負けず嫌い |
・負けず嫌い ・冷静 |
・責任感がある ・忍耐強い |
身長 | 男性 約170cm | 男性 約175cm | 男性 約180cm | 男性 約185cm | 男性 約190cm |
女性 約155cm 子供 約140cm |
女性 約160cm 子供 約145cm |
女性 約165cm 子供 約150cm |
女性 約170cm 子供 約160cm |
女性 約180cm 子供 約170cm |
これは、あくまで一般的な分け方です。
身長については平均的な値になりますが、カテゴリによって平均身長は変わりますし、表の身長は参考として見てもらえればと思います。
次の項目で、それぞれのポジションの適性について、より詳しく解説していきます。
自分の今のポジションが合っているかどうか、診断してみましょう!
1. 【診断】ポイントガードの適性を詳しく紹介!
- 必要スキル:ドリブル・パス・ゲームコントロール
- 性格適正:冷静で、メンバーに指示を出せる
- 身長(参考):男性 約170cm、女性 約155cm、子供 約140cm
- 代表的なプレーヤー:ルカ・ドンチッチ、クリス・ポール、河村勇輝、富樫勇樹
ポイントガード(1番)に無くてはならないのが、まず第一にボールハンドリングのスキルです。
ドリブルでボールをフロントコートに確実に運び、ノーマークの味方を見つけてパスで得点を演出します。
そして、コート内の状況を瞬時に判断する冷静さと視野の広さが必要です。
チームの司令塔としてメンバーに指示を出せるリーダーシップや、臨機応変に対応するためのバスケIQの高さも不可欠なポジションになります。
アウトサイドがメインになりますので、ゴール下ほど身長の高さは求められず、どのカテゴリでも器用で素早い低身長のプレーヤーが多いのが特徴です。
日本代表の河村選手や富樫選手のようなサイズはないけど、得点力とゲームメイク力を兼ね備えているのが、サイズがない選手の理想ですね^^
ただし、身長が高いからポイントガードができないというわけではありません。
ゲームコントロール能力に優れるプレーヤーであれば、フォワードのサイズでもポイントガードを任されることがあります。
ダラス・マーベリックスのエースガードのルカ・ドンチッチ選手もこのポジションですが、2メートル近いサイズでありながら高いゲーム支配力で現代最強のPGの呼び声も高いですね!
スモールフォワードのレブロン・ジェームズが、ゲームによってはポイントガードで起用されるというのは有名ですよね。
2. 【診断】シューティングガードの適性を詳しく紹介!
- 必要スキル:ドリブル・パス・スリーポイントシュート
- 性格適正:大事なシュートをしっかり決められる度胸と、コツコツ頑張る芯の強さ
- 身長(参考):男性 約175cm、女性 約160cm、子供 約145cm
- 代表的なプレーヤー:デビン・ブッカー、ポール・ジョージ、富永啓生、原修太
現代バスケのシューティングガード(2番)に必須のスキルはスリーポイントシュート。
ステフィン・カリーの登場以来、NBAの花形はダンクからスリーポイントシュートに変わりました。
どのチームもスリーを多投するスタイルを取り入れるようになりましたが、その主軸となるポジションがシューティングガードなのです。
ただ多投するだけでなく、同時に確率も求められてきます。3Pの確率もトータルで30%超えを目指したいです。
シューティングガードはセカンドガードとも呼ばれており、ゲームメイクに関わるポジションでもあります。
ドリブルやパスなどのボールハンドリング能力が求められ、コートの状況を判断する広い視野も必要です。
ポイントガードと共にボールをコントロールしながら、積極的にスリーポイントシュートで得点を狙っていくようにしましょう。
身長については、ポイントガード同様にアウトサイドがメインのプレーになりますので、そこまで気にしなくてもOK。
大事なのは、ここ一番で大事なシュートを決められる度胸と、確率の低いロングシュートをコツコツ練習する芯の強さです。
カリーは史上最強のシューターと呼ばれるようになった今も、チームの誰よりも遅くまでシューティングを行っているとのこと。
私中川のシュートが得意な知り合いのプレーヤーは現役時代1日3P300本インを欠かさずやっていましたね^^
そんな、まじめで頼りがいのあるプレーヤーこそが、シューティングガードに向いていますね。
3. 【診断】スモールフォワードの適性を詳しく紹介!
- 必要スキル:ドライブ・ミドルシュート・スリーポイントシュート
- 性格適正:最前線で戦う思い切りの良さと、負けず嫌いで勝負強さを持っている
- 身長(参考):男性 約180cm、女性 約165cm、子供 約150cm
- 代表的なプレーヤー:レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、馬場雄大、比江島慎
チームのエースとして、オールラウンドな能力が求められるのがスモールフォワード(3番)。
得点することがメインとなるフォワードの、アウトサイド寄りプレーを任されるのがスモールフォワードです。
スリーポイントシュートやドライブ、ミドルシュートなど、とにかく貪欲にゴールを狙っていきます。
得点に関する様々なスキルが必要なポジションで、ポイントゲッターでありエースであることが多いポジションです。
また、相手のエースとマッチアップすることになるため、高度なディフェンスの能力も求められます。
ときにはリバウンド争いにも参加するほど、オフェンス・ディフェンス共にオールラウンドなスキルが求められる難しいポジションです。
そして何よりも大切なのが、どんな状況でもゴールに向かっていく強い気持ち。
エースの活躍はゲームの勝敗に直結するものです。
流れが悪くても自信を持ってゴールに向かい、多少強引でもシュートをねじ込んでチームを盛り立てる。
得点への積極性こそがエースに求められる役割であり、チームには無くてはならない要素なのです。
そして、エースとしてゲームを引っ張っていけるようなプレーヤーが、スモールフォワードに適していると言えます。
4. 【診断】パワーフォワードの適性を詳しく紹介!
- 必要スキル:ミドルシュート・リバウンド・視野の広さ
- 性格適正:ゴール下で戦う負けず嫌いな性格と、冷静な判断
- 身長(参考):男性 約185cm、女性 約170cm、子供 約160cm
- 代表的なプレーヤー:ザイオン・ウィリアムソン、ヤニス・アデトクンポ、渡邊雄太、八村塁
パワーフォワード(4番)の必須スキルは「ミドルシュート」です。
フォワードでも特にゴール寄りのエリアを任されるのがパワーフォワード。
特に、ペリメーター(ペイントエリアの外で3Pラインの内側のエリア)での精度の高いシュートが必要になります。
日本人初のNBAドラフト1巡目指名された八村塁選手もこの役割で、ペリメーターのシュートが得意でありNBAからも高い評価を受けています。
また、スクリーンプレーなどで他のメンバーとの連携が多いのも特徴です。
冷静にコート内の状況を判断できる、視野の広さも求められるポジションになります。
パワーフォワードはリバウンド争いに参加するのも重要な仕事の一つ。
身長でセンターには勝てなくても、身体能力の高さでリバウンドを戦うのです。
実際にNBAのリバウンド王のプレーヤーは、センターではなくパワーフォワードのポジションであることが多いんですよ。
さらに、近年はパワーフォワードがスリーポイントを打つ「ストレッチ・フォー」を採用するチームが増えています。
パワーフォワードが外に出ることで、ディフェンスのビッグマンを引き出し、ゴール下にスペースを作る有効なシステムです。
シュートに自信があって、ゴール下に絶対的なセンターがいるチームであれば、ストレッチ・フォーも視野に入れてみましょう。
身長は、スモールフォワードより大きく、センターよりは小さいというのが一般的な基準です。
リバウンドで大きな選手たちと戦うため、負けず嫌いな性格であることも必要ですよ。
5. 【診断】センターの適性を詳しく紹介!
- 必要スキル:リバウンド・ポジション取り
- 性格適正:責任感と忍耐強さを持った縁の下の力持ち
- 身長(参考):男性 約190cm、女性 約180cm、子供 約170cm
- 代表的なプレーヤー:シャキール・オニール、ニコラ・ヨキッチ、ジョシュ・ホーキンソン、川真田紘也
センター(5番)になることが多いのは、チーム内でも特に身長が高い選手。
ゴールに一番近い位置で、高身長を活かしたプレーをするポジションです。
センターには、ゴール下での確実な得点能力に加え、リバウンドを取るためのポジション取りのテクニックが必要になります。
相手プレーヤーとの体の接触が多いので、当たり負けしない体作りも重要な要素です。
昨シーズンNBAファイナルMVPのニコラ・ヨキッチ選手、ジョエル・エンビート選手、日本代表のジョシュ・ホーキンソン選手など、センターながらにも外回りが出来て、状況判断が上手い選手の需要が増えてきています。
また、ディフェンスでは最後の砦として、サッカーのゴールキーパーのように相手のシュートを阻む役割を持っています。
アウトサイドのプレーヤーがディフェンスを抜いてドライブしてきたとしても、その先にセンターがどっしり構えていたらシュートに行きにくいですよね。
センターはチームの大黒柱。
メンバーの精神的な支えになるポジションです。
特にディフェンスでは、センターがゴール下に居てくれるだけで、他のプレーヤーは安心して動くことができます。
プレー面はもとより、チームに安心感を与えてくれるビッグマンがセンターに適していますね。
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2.バスケットボールのポジション診断ができるサイトを紹介!
それぞれのポジションの詳細と適性を見てきましたが、ここからはポジション診断ができるサイトを紹介していきます。
実際の自分のプレースタイルや性格から適性を見るわけではなく、あくまで占い感覚での診断になりますので、気軽に楽しみながら見てみましょう!
1. 診断メーカー
https://shindanmaker.com/
様々な面白い診断を簡単に作れる「診断メーカー」。
ユーザーが作成したバスケのポジション診断がたくさんありますので、いくつか紹介します。
https://shindanmaker.com/73410
・もしあなたがNBA選手だったら
https://shindanmaker.com/470388
・バスケのポジションをしらべったー
https://shindanmaker.com/340419
名前を入力してボタンを押すだけで診断結果が表示される簡単なものです。
結果はそのままSNSに投稿できますので、メンバーみんなと面白い結果を共有しあうのも良いですね。
2. バスケットボール心理テスト「スラムダンク」キャラ診断
https://mirrorz.jp/article/slam-dunk/
5択の質問に10問答えると、スラムダンクのキャラクターの中から誰のタイプかを知ることができます。
結果の画面では、キャラクターそれぞれ物語にちなんだ詳細なアドバイスも表示されるので、しっかりとした占いの要素もある診断です。
スラムダンクが大好きという人は、ぜひ診断してみてください!
ちなみに筆者は、規律を重んじる「赤木剛憲」タイプ、でした。
3. バスケのポジション占い
http://uranai.nosv.org/u.php/nou/12200856/
誰でも無料で小説や占いのページを作ることができる「占いツクール」。
その中からユーザーの作成した「バスケのポジション占い」を紹介します。
名前や生年月日、性別や血液型などの基本情報を入力してボタンを押すと、頭の中が円グラフで表示されます。
一番パーセンテージが多いポジションが自分の適性ということになりますね。
こちらも簡単にできますので、みんなと楽しみながら占ってみましょう!
4. 黒子のバスケ(キセキの世代)キャラクター診断
http://shin-dan.net/shindan/78
非常に人気の高いバスケ漫画、「黒子のバスケ」のキャラクター診断です。
10個の3択問題に回答すると、黒子のバスケに登場するキャラクターの誰に似ているのかがわかります。
キャラクターの設定に基づいてアドバイスも表示されますよ。
診断結果をSNSでシェアすることもできます。
黒子のバスケのファンは、どのキャラクターに似ているのか診断してみましょう!
こちらの筆者の診断結果は黒子テツヤでした。
まとめ
バスケのポジションについて、詳細の解説と適性の診断を紹介してきました。
自分のポジションが適性かどうか診断できましたか?
紹介したポジションごとのスキルや性格など、全部を兼ね備えているのが理想ではありますが、現実的にそうはいきませんよね。
メンバー全員が優れたスキルを持っていて、ポジションとして完全に適性しているというようなチームは、NBAなどプロチームだからこそ可能なもの。
今いるメンバーでバランスよくポジションを振り分けるというのが、一般的なポジション分けになるのです。
特に部活のポジションに関しては、指導者の方が各プレーヤーの素質とチーム内のバランスを見ながら、それぞれ割り振りしているはずです。
必ずしも自分がやりたいポジションをやれるとは限らないのも事実です。
現在こなしているポジションの役割で、自分に足りないと思う部分があるのであれば、そこは積極的に伸ばす努力をしていきましょう!
今NBAで話題になっているヴィクター・ウェンバンヤマ選手。
彼は224cmの長身ながら全てのポジションをこなせるオールラウンダーです。
彼のようにポジションに囚われすぎないのも大事なポイントですね!
今回の記事が、みなさんのポジションに対する理解を深めて、成長のきっかけになればと思います。
バスケをより楽しむために、日々の練習がんばっていきましょう!
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冷静でバスケに詳しく、チームのリーダー的なプレーヤーがポイントガードには最適といえるのではないでしょうか!