世界最高峰のバスケットボールリーグ「NBA」。
NBAがどのようなスケジュールで試合をしているか知っていますか?
そうなると、バスケをしていても実は詳しく知らないという人が多いのではないでしょうか。
今回の記事では、NBAのシーズンのスケジュールなどを詳しく解説していきます。
NBAのスーパースターたちがどのように戦っているのか、知るほどに試合を見るのが楽しくなっていきますよ!
この記事を最後まで読んで、NBA観戦の際の参考にしてみてくださいね。
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このページでお伝えすること
NBAの基礎知識
NBAとは、National Basketball Association(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のこと。
北米にある30チームで構成されており、世界中のトップレベルのプレーヤーが集まる男子プロバスケットボールリーグです。
30チームのうち29チームはアメリカ、1チームがカナダを拠点としています。
北米各地に点在するチームは、東西2つのカンファレンスに分けられ、さらにそれぞれ3つのディビジョンに分けられます。
- アトランティック・ディビジョン(5チーム)
- セントラル・ディビジョン(5チーム)
- サウスイースト・ディビジョン(5チーム)
- サウスウェスト・ディビジョン(5チーム)
- ノースウェスト・ディビジョン(5チーム)
- パシフィック・ディビジョン(5チーム)
所属するディビジョンによって対戦する相手との試合数が変わりますが、NBAでは必ず全チームと2戦以上ゲームを行うことになっています。
総当たりのレギュラーシーズン、上位チームによるポストシーズンを戦い、各カンファレンスの優勝チームを決定。
そしてカンファレンスで優勝した2チームで決勝戦を行い、30チームの頂点に立つチャンピオンを決めるのです。
それでは、そのNBAの試合が行われるスケジュールについて、次の項目で詳しく説明していきましょう!
NBAのシーズン期間は大きく4つ
NBAの開幕からファイナル終了までの期間を「シーズン」と呼びます。
NBAの1シーズンは秋から翌夏まで、年をまたいで行われますので、今シーズンであれば「2020-2021シーズン」です。
さらに、NBAのシーズンは、公式なゲームが行われる3つのシーズンで成り立っています。
- プレシーズン
- レギュラーシーズン
- ポストシーズン
そして、NBAチャンピオンが決まって、次のシーズンが始まるまでの期間を「オフシーズン」というのが4つ目のシーズンになります。
では、プレシーズンからオフシーズンまで、NBAの4つのシーズンについてそれぞれ詳しく解説していきます!
1. プレシーズン
「シーズン前」という意味のプレシーズン。
NBAのゲームの本番である「レギュラーシーズン」が開幕する直前に、公式な形で対外試合を行う調整期間です。
通常、レギュラーシーズン開幕前の2週間ほどの期間に、各チームともホームとアウェイで数試合プレシーズンゲームを行います。
チーム内の戦略や新メンバーとの連携、プレーヤーの仕上がり具合などを、シーズン直前に確認することが目的です。
また、NBAにチャレンジしているプレーヤーやルーキーにとって、プレシーズンゲームは自分をアピールする最後のチャンスにもなります。
成績によっては開幕のメンバーに選ばれることになりますので、プレシーズンにかける意気込みも変わってきますね。
レギュラーシーズンは所属チームの拠点でしかゲームが行われませんが、プレシーズンゲームに関しては外国で行われることもあります。
2. レギュラーシーズン
レギュラーシーズンは、リーグに所属する全てのチームと対戦する総当たり戦。
毎年10月末に開幕し、翌年の4月までの期間に、各チーム合計82試合を戦います。
日本のプロバスケリーグ「Bリーグ」では、シーズン中ほぼ毎週末試合を行っていますが、それでも年間試合数としては60試合程。
NBAのレギュラーシーズン試合数は、かなり多いということがわかりますね。
それぞれのチームとの試合数は、所属するカンファレンスによって変わります。
同じカンファレンスの14チームとは、それぞれ4対戦(3対戦のチームもある)行い、合計52試合の対戦。
異なるカンファレンスの15チームとは、それぞれ2試合ずつ対戦して合計30試合、という風になっています。
2月には、ファン投票によって選出されたプレーヤーによる「オールスターゲーム」が開催。
そのため、レギュラーシーズンはオールスターゲームを境に前半・後半に分けられます。
長いレギュラーシーズンの結果により、上位チームはプレーオフを行うポストシーズンに進出。
ポストシーズンに進めなかったチームはその時点でオフシーズンとなり、翌シーズンに向けての準備をスタートすることになります。
3. ポストシーズン(プレーオフ)
各カンファレンスにおいて、レギュラーシーズンの勝率上位8チームずつがプレーオフに進出。
プレーオフが行われるシーズンを「ポストシーズン」といいます。
ポストシーズンは、レギュラーシーズン終了直後に開幕する2ヶ月ほどのシーズン。
総当たりではなく、勝ち抜きのトーナメント方式で行われ、カンファレンスごとの優勝チームを決めます。
試合の組み合わせはレギュラーシーズンの順位によって決まりますので、レギュラーシーズンの終わりかたが大事になってきますね。
プレーオフのトーナメントはラウンド制になっており、各ラウンドで対戦相手より先に4勝したチームが勝ち上がりです。
4連勝すれば4試合でラウンドを終えますが、3勝3敗までもつれれば合計7試合を行うことになります。
過去には1勝3敗からの3連勝で逆転勝利というドラマチックな展開もありましたので、プレーオフは全試合目が離せません。
こうして、各カンファレンスの優勝チームが決まります。
先に4勝したチームが、30チームの頂点に立つNBAチャンピオンとなるのです。
4. オフシーズン
NBAのシーズン終了から次のシーズンまでの期間がオフシーズン。
長いシーズンを戦ってきたプレーヤーにとって休息と調整の期間ですが、実は様々なことが行われています。
①ドラフト・移籍
まずは、ドラフトによる新人プレーヤー獲得と、トレードやFA(フリーエージェント)によるプレーヤーの移籍。
八村選手がNBAドラフトで指名を受けたことは記憶に新しいニュースですよね。
移籍に関しては、チームそれぞれのカラーがガラっと変わってしまうようなことも起こり得ます。
スタープレーヤーの移籍などは、世界中でトップニュースになってしまうほど。
オフシーズンのプレーヤーの動向は、次のシーズンに大きな影響を与えますので、移籍に関するニュースには注目してみましょう!
②サマーリーグ
次に、NBAサマーリーグによる新しいメンバーの発掘。
サマーリーグとはNBAのオフシーズンに行われているトーナメント戦のことで、各チームが新しい戦力を発掘したり試すことを目的に開催されています。
招集されるのは、NBAの新人や若手で実績の無いプレーヤーであったり、世界各地で活躍するプレーヤーたち。
チームはサマーリーグでのプレーを見て、契約するかどうかを検討するというわけです。
現在NBAでプレーする八村塁選手や渡邊雄太選手もサマーリーグで活躍していました。
過去には田臥勇太選手や富樫勇樹選手など、NBAと契約した選手はみんなサマーリーグに招集されていたのです。
世界中から優れたプレーヤーが集まるサマーリーグ、みなさんも次世代のスター発掘の場に注目してみてくださいね。
③国際大会への参加
最後は、ワールドカップやオリンピックといった国際大会への参加。
NBAは世界中から優れたプレーヤーが集まっていますが、国際大会となればそれぞれの国の代表として招集されることになります。
主要な国際大会はNBAにとってオフシーズンとなる夏に開催されていますので、招集されるメンバーは各国の代表として参加可能になるわけです。
アメリカ代表となると、それはもうNBAトッププレーヤーが集まる夢のチーム。
特に東京オリンピックのメンバーがどうなるのか、今からワクワクが止まりません。
秋に始まるシーズンがどうなっていくのか、オフシーズンのNBA情報は目が離せませんよ!
NBAの年間スケジュールをチェック!
NBAの年間予定は、毎年ほとんど変更なく行われています。
だいたいどのようなスケジュールになっているのか、カレンダーにしてチェックしてみましょう。
9月 |
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12月 | |||
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4月 |
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5月 | |||
6月 |
その年のNBAチャンピオンが決定 |
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7月 |
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8月 |
プレシーズンゲームが始まる9月末が、NBAのシーズンのスタートラインです。
そこから、レギュラーシーズンで終わるチームは翌年4月までが1シーズン。
NBAファイナルに残る2チームについては、翌年6月半ばまで緊迫したゲームを繰り広げることになります。
これだけ長いシーズンを戦うNBAプレーヤーにとって、コンディションの維持は最大の課題です。
シーズン中はもちろん、オフシーズンにどれだけ体をケアできるかが、非常に重要な要素になっていることが分かると思います。
ですが、ワールドカップやオリンピックに出場するプレーヤーについては、オフシーズンにゆっくり体を休めることができません。
国際大会でもスーパースターのプレーを観戦できるというのは嬉しい限りですが、全力で戦い続けているプレーヤーの体が心配になってしまいますね。
年間通して過酷なスケジュールであることも、NBAの特徴と言えるのではないでしょうか。
変則的に開催されたNBA2019-2020シーズン
2019-2020のNBAシーズンは、新型コロナウイルスの影響で、予定したスケジュールとは大きく変更されて行われました。
予定されていたものと、実際のスケジュールを比較して見てみましょう。
当初の予定 | 実際のスケジュール | |
9月 |
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10月 | ||
11月 |
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12月 | ||
2020年1月 | ||
2月 |
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6月 |
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8月 |
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9月 |
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10月 |
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11月 |
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新型コロナウイルスの流行が拡大する中、NBAでも当然のことながら警戒はされていました。
しかし3月11日、ユタ・ジャズのルディ・ゴベールが新型コロナウイルス陽性ということがわかり、シーズンの中断を発表したのです。
その後、再開方法が話し合われ、7月31日にシーズンを再開します。
その再開方法は、レギュラーシーズンの残りのスケジュールを続けるというものではありませんでした。
- シーズン中断時点でプレーオフに進出圏内にいる22チームだけで「再開シーズン」を行うということ。
- 全試合をフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある1会場で行い、選手の移動を無くして無観客
再開シーズンは「シーディングゲーム(順位決定戦)」とされ、22チームでがそれぞれ8試合を行いプレーオフ進出を争う方式。
また、8位の枠を争う2チームのゲーム差が少ない場合は、プレーイン・トーナメントを開催するとしました。
今回実際に、ウェスタン・カンファレンスで史上初となるプレーイン・トーナメントが行われ、ブレイザーズがプレーオフ進出を決めています。
プレーオフに関しては、試合形式は通常通りでしたが、会場は再開シーズンと同様にディズニーワールドのみ。
NBAファイナル終了まで、全ての試合が無観客で行われました。
当初の予定よりも4ヶ月遅れてシーズンを終えましたが、例年通りであればすでに次のシーズンがスタートしている時期です。
2020-2021シーズンのスタートは遅れ、特殊な形で行われることになりますので、次の項目でそのスケジュールを詳しく見ていきましょう。
NBA 2020-2021シーズンの期間
例年よりも遅く始まった2020-2021シーズン。
前シーズン終了から72日で開幕というのは、NBA史上最短のオフシーズンになります。
少し特殊な部分もありますので、発表されている暫定スケジュールを詳しく見てみましょう。
12月 |
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1月 | |
2月 | |
3月 |
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4月 | |
5月 |
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6月 | |
7月 |
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1. 試合数の縮小
今シーズンの開幕は12月末まで2カ月ほど後ろ倒ししています。
毎年82試合行われているレギュラーシーズンの試合は、72試合に縮小されて行われることになりました。
新型コロナウイルスの感染状況を見ながらになりますが、開幕からしばらくは無観客でゲームが行われるところが多いようです。
2. オールスターゲーム中止
オールスターゲームについては、開催は難しいと判断されたため今回は行われません。
ですが、レギュラーシーズンがタイトなスケジュールになってしまったため、3月に「オールスターブレイク(選手の休暇)」が予定されています。
今回開催される予定だったインディアナポリスでのオールスターゲームですが、すでに2023年までは開催地が決まっているため、2024年に延期となりました。
3. プレーイン・トーナメント
予定の中で気になるのが、レギュラーシーズン終了後のプレーイン・トーナメント。
プレーオフに進出する下位枠を争うシステムですが、2020年と同様の方式になるかどうかは、まだ詳細は公式に発表されていません。
4. 東京オリンピック
そして、今シーズンの予定で最も心配されているのが、2021年7月23日に開幕予定の東京オリンピックについて。
NBAファイナルの予定が現地時間で7月22日までとなっていますので、暫定スケジュールでもオリンピック開幕ギリギリ。
オリンピックとスケジュールが重複することはないとしても、予定が早められるところはどんどん前倒して進行されると思います。
ただ、直前までNBAファイナルを戦っていたプレーヤーが、オリンピックに出場できるのかは今のところ分かりません。
今後のコロナウイルスの状況によって予定が変わってくる可能性もありますので、NBA公式や、それぞれのチームのニュースをチェックしていきましょう。
NBAのシーズン期間中の上位チームの試合数は100
例年通りのスケジュールの場合、NBAの試合数はこのようになります。
- レギュラーシーズン : 82試合
- ポストシーズン : 4試合~21試合
- NBAファイナル : 4試合~7試合
合計してみると、NBAの1シーズンの試合数は最少で82試合、最大で110試合です。
レギュラーシーズン
まず、レギュラーシーズンは全チームが82試合を行います。
その結果で各カンファレンス上位8チーム、合計16チームがポストシーズンへ進出。
ポストシーズンに行けなかった14チームは、そのシーズンは82試合で終了です。
ポストシーズン
ポストシーズンは、対戦相手よりも先に4勝したチームが勝ち上がりになるため、第1ラウンドで4連敗したチームは試合数が最少で4試合。
カンファレンス優勝するチームは、3ラウンドの最少試合数は12試合で、各ラウンド全て7戦目までもつれれば最大21試合を行います。
ファイナルシーズン
そしてNBAファイナルも4勝先勝方式のため、最少で4試合、最大で7試合。
ポストシーズンスタートからファイナルまで、全て7戦目まで戦って勝ち上がった場合は、合計28試合ということになります。
プレーオフに進出し、カンファレンスファイナルまで勝ち上がった4チームは、100を越える試合をこなすことになるわけです。
全てのチームが100試合戦うというわけではありませんが、カンファレンス上位チームはだいたい1シーズン100試合ということになります。
強靭な肉体と精神力が無ければ、激戦のNBAの中でこの試合数を戦い抜くことは難しいですよね。
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まとめ
NBAのシーズンについて詳しく解説してきました。
NBAでは、年間かなりの試合数が行われています。
どの試合も熱く見ごたえがあり、プレーオフが行われるポストシーズンは特に見逃せない試合ばかりです。
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バスケットボールの世界最高峰と言われるNBA、その頂点に立つのはどのチームなのか。
遅れて始まった今シーズンも、各チームの勝敗のゆくえが楽しみでなりません。
NBAは知っていても、その詳細は意外と知らないという方は結構多いと思います。
これを機会にNBAについて詳しく知って、より一層バスケ観戦を楽しんでみてください!
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