こんばんは、中川です。
今日は、バスケットボール初心者の方にむけて、改めて・バスケットボールの基本的なシュートと、その中でいくつか・シュートの練習法とコツをご説明します!
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このページでお伝えすること
バスケットボールのシュートと得点
バスケットボールは、リングと自分との距離やシュートを打つ状況によって、点数が分かれていて、それぞれにポイントがあるので少し解説しますね。
バスケットボールのシュートは得点で見ると、3種類です。
2ポイントシュート
基本的に、試合中で最も打つことが多いシュートです。この積み重ねが試合の得点のベースとなります。レイアップシュートやミドルシュートなど、リング付近からまでのスリーポイントラインまでの距離の中でシュートを決めた場合で、2ポイントが得点に加算されます。
3ポイントシュート
現代バスケでかかせないシュートですね。3ポイントラインよりも遠い距離からのシュートです。シュートが決まると3点が加算されます。
NBAでもステファン・カリーなどが得意としていますが、1本あたりの得点数が多いため、日本のバスケでも試合中、非常にポイントとなるシュートです。
パリ五輪に自力出場を男子日本代表も全員が3ポイントを狙えるメンバーで構成されていましたね。
フリースロー
試合中、シュート時に相手からファールを受けた時や相手のチームファールが1ピリオドで5回を超えた場合などに与えられるボーナススローのことです。
1本ごとに、決まると1点が加算されます。
フリースローは唯一、試合時間も止まった状態で打て、フリースローラインから誰からも邪魔されずシュートです。簡単に打てる一方、選手によって確率は様々で、フリースローからの得点は試合を左右する1点になりえるので、非常に重要なシュートです。
★【バスケ初心者講座】フリースローのコツ!成功率を高める練習方法・思考法について解説
続いて、バスケットボールの基本となるシュートの種類とそれぞれのポイントです。
シュートごとに、それぞれの種類ごとに練習のコツがあって、より実践をイメージした練習法も動画で添えていますので、動画も是非チェックしてください!!
基本となるシュート①:セットシュート
セットシュートは、バスケットボールと聞いて、最もイメージしやすいシュートではないでしょうか?
初心者の方は小さなゴールにまっすぐ飛ばすことが、まず難しそうに見えるかもしれないですが、
大丈夫です。
練習をしっかりすれば、しっかりゴールに入るシュートが身につけられます!
セットシュートは、ボールを頭の上や顔のあたりから構えて打つシュートです。
セットシュートを身につけ、リングの近く~遠くまで、どの位置からでも得点を決められるよう練習していきましょう。
実は、セットシュートにも他のシュートと同じように、種類があるので紹介します。
ジャンプシュート
バスケットでは、ジャンプをしながらシュートすることがほとんどです。
中でも、ジャンプシュートは、ジャンプの最高到達点に達するタイミングで打つシュートです。
基本的には、ワンハンドで打つシュートですね。
ボールを持ち上げるのに合わせてジャンプし、ジャンプ中に額の前や頭の上などでセットし、最高点のタイミングでリリースします。
ジャンプして打つので、打つ時のリズムや身体のバランスを取るのが非常に重要なシュートです。
ジャンプシュートの時にシュートが届かないといった相談を受けることがあります。
ジャンプの力をボールに込めるためには、上半身と下半身を連動させなければなりません。
ジャンプすることに力を注ぎ過ぎてしまい、余力がない状態でボールを放っても安定はしないので、高いところでシュートを放つためのジャンプだということを意識の中において練習に取り組むのもコツの1つです。
ジャンプシュートの確率を上げるためのポイントを抑えたドリルや、ワンハンドシュートを安定させるコツを解説した動画が以下になります。
是非、ご覧ください。
★【バスケ初心者講座】ジャンプシュートの確率を向上させるおススメシュートドリルについて解説
★【バスケ初心者講座】ワンハンドシュートを安定させ確率の高いシュートを打つコツ・練習方法について解説
ジャンピングシュート
ジャンプが最高到達点に達する前に打つシュートです。ジャンプしながら、膝の力を腕に伝えてリリースする、とも言われますね。
最近だとワンモーションと言われたりもします。
シュートを打つ構えから、跳びながら打つ、こんな感じです。
スリーポイントシュートを打つときや、リリースの早いクイックシュートの選手などが使っていますね。
NBAでいうとステフィン・カリー選手が挙げられます。
フェイドアウェイシュート
フェイドアウェイシュートは、少し後ろにジャンプしながら打つシュートです。
通常のシュートは基本的に真上・または少し前に跳んで打ちますが、ディフェンスにブロックをされないよう、少し後ろに跳びながら打ちます。
NBAのダーク・ノビツキーなどが特徴的ですね。
バンクシュート
バックボードを使ってシュートを決めていく技術です。
基本的には、直接にリングに向かってシュートを打つことがほとんどですが、少しシュートレーンをずらしたり、ディフェンスを避けてシュートを打つ際に、シュートを安定させ決めやすくするためにボートを使うことがあります。
ただ単にボードに当てるだけでなく、狙う場所もポイントになってきます。
狙う場所は自分がいる位置に応じて変わってくるので、さまざまな場所から練習して、本番で狙う場所を見誤らないようにしましょう。
私自身も、状況に応じて、シュートのフィニッシュの仕方を変えていました!
★【バスケ初心者講座】バンクシュートのメリットと使い分けのコツについて解説
基本となるシュート②:レイアップシュート
レイアップシュート
続いては、レイアップシュートです。スラムダンク(SLAM DUNK)では、桜木花道が「庶民シュート」とも言って練習していましたが
速攻の時や、ゴールに向かってドライブしたフィニッシュで、ゴールに向かって跳んで置いてくるようなイメージで放つシュートです。
片手でフィニッシュするのも特徴ですね。
バスケットを初めて、セットシュートと同じで一番初めに練習を始めるシュートの一つですね。
はじめは難しく感じますが、右手、左手ともに打てたほうが良いです。
レイアップシュートは、ゴールに近く、かつ置きにいくようなシュートなので、シュートブロックに合うことが多くあります。
まずは、基本に忠実にですが、相手のブロックを防ぐためのコツや、よりレイアップシュートを決めやすくなるための
スキルトレーニングも、私が解説しているドリル動画がありますので、是非チェックしてみてください。
このレイアップから派生した技の種類などもたくさんあるので、派手ではないですが、完璧に出来るようにしましょう!
★【バスケ初心者講座】ビッグマンのブロックをかわしレイアップで得点するためコツについて解説
★【バスケ初心者講座】ボールハンドリングとレイアップ技術を同時に身に着ける練習方法について解説
レイバックシュート
レイアップシュートには、リングの下を通過してゴールの裏からレイアップを、後ろ向きに打つシュートがあります。そのシュートを レイバックシュート といいます。
ブロックに跳んできたディフェンスを避けて打ったりしますね。
私が普段行っているクリニックなどでも、よくどうやってバックシュートを打ったらいいのか、とよくご相談をうけます。
ゴールがまっすぐ見えないので、バランスや感覚がなかなか掴みにくいシュートですので、苦手な方や確率が低いとお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
以下の動画でバックシュートのコツを解説していますので、お悩みの方は是非ご覧になってください。
★【バスケ初心者講座】バックシュートを決めるコツについて解説!
オーバーハンドレイアップ
相手のカットやブロックを防ぐという点でいうと、アンダーハンドでのレイアップシュートではなく、オーバーハンドレイアップというシュート方法もあります。
ディフェンスをブロックして自分やボールを守りながら打つスキルです。
★【バスケ初心者講座】相手のカットやブロックを防ぐためのレイアップの基礎・練習方法について解説
フィンガーロール
レイアップの際に、指先でコントロールをすることでボールに回転を加えるシュートです。
NBAでも、レブロン・ジェームズやマイケル・ジョーダン、コービーブライアントなどがやっていた、ワンハンドで下から上にフィンガーロールでボールをコントロールし、高い打点で打っていく。
私自身も彼らのようなスーパースターのようにかっこよく打ちたいと思っていました。
片手でボールの中心を抑えながら、コントロールする、少し上級テクニックですが、是非動画を見てチャレンジしてみてください。
★【バスケ初心者講座】シュートブロックされづらいフィンガーロールを使ったワンハンドレイアップを身に着けるコツ・練習方法について解説
以上、ご説明したように、バスケットボールの基本となるのは
・セットシュート
・レイアップシュート
の2つのシュートです。
まずは、【基本に忠実に】です。みんながここからスタートします。
この2つのシュートを着実に、練習してスキルアップしていきましょう!
そして、その他にもバスケットボールには、様々なシュート方法があります。
いろいろなシュート方法を覚えることで、プレイヤーとしても試合中のシュートセレクションが増え、得点力も増えていきます。
私中川もシュートの種類をたくさん身につけていく中で、バリエーションが増える=武器が増えるということなので試合中の自信がつくと同時に不安も減っていきました。
シュートセレクションにバリエーションのある選手って相手からすると、嫌な選手なんですよね・・・
相手にディフェンスするのを難しくさせる、いろいろなシュートを覚え、スキルとしてしっかり身につけることでそんな選手になることができます。
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その他の様々な種類のシュート
ダンクシュート
ダンクシュートは、ボールをリングに直接叩き込むシュートです。バスケットボールでは花形のシュートで、NBAでは特にダンクコンテストもあるような人気のシュートです。
Bリーグでも、長崎ヴェルカの馬場選手などが非常に特徴ですね。日本人選手でも、身長の高い選手や、身体能力の高い選手ができる、かっこいいシュートですね。
フックシュート
フックシュートは、センターの選手などが、ディフェンスにブロックをされないようにするため、よく活用するシュートです。
身体を半身にして、リングに対して横向きでリングから遠い手で打つシュートです。
しっかりと、ゴールに近い方の腕で相手ディフェンスのブロックして、シュートを打つことがポイントです。ディフェンスとしては、自分自身が腕でガードされてしまうので非常に守りづらいです。
NBAのかつてのスーパースター、レジェンドである、カリーム・アブドゥル・ジャバーの得意なシュートですね。
センターの選手は是非覚えておいて欲しいシュートです。フックシュートに至るステップも覚えると、より脅威になりますね。
アリウープシュート
味方のパスを空中でパス受け取って、そのまま打つシュートです。ダンクで叩き込む場合もあれば、通常のシュートのように、ふわっと合わせる場合もありますね。
試合中は、インバウンズからのセットプレーなどでも使ったりします。 ダンクシュートと同じように華のあるプレーです。
フローターシュート
ディフェンスのブロックを避けるために、ふわっと高くボールを浮かせて上から落とすシュートです。
日本だとBリーグの富樫選手や伊藤選手が得意としているシュートですね。
通常のシュートのように片手で、オーバーハンドで押し出すように打つシュートです。コントロールが少し難しいので上級者向けのテクニックですが、ガードの選手は是非覚えてほしいですね。
サイズはないけどスピードがありドライブは得意なプレーヤーなどは、フローターを身につけると、相手にとっては脅威になります。
スクープシュート
スクープショットはフローターシュートと同様に、ディフェンスのブロックを避けるために、レイアップのフォームで軌道を高く打つシュートです。
フローターシュートはオーバーハンドで打つのと対照に、スクープショットはレイアップと同じように、アンダーハンドで打ちます。
レイアップシュートを高い軌道で打つようなイメージなので、難易度が高いですね。
ステップシュート
シュートに至るために、バスケットボールでは多様なステップがあります。
主要なものだとユーロステップや、ギャロップステップ、パワーステップなどがありますね。
多様なステップで相手を翻弄し、高確率でシュート決めていく。ステップもシュートを決める上で重要な一つの要素です。
ステップシュートは、また別で解説しますね。
自分が持ってる武器の種類を増やして相手をDFFを攻略しよう!
今回は様々な種類のシュートバリエーションを紹介しました。
ここまで読んでいただいた皆さんなら分かると思いますが、基本的なシュートから応用的なシュートまでシュートってむちゃくちゃ種類があるんです。
私中川が日本一を10回達成する中で感じた、シュートが上手い人の特徴っていうのは、先述したレイアップやセットシュートなどの基本的なスキルがガッツリ基盤としてあって、その上に応用的なシュートを身につけている印象があります。
逆に初心者のプレーヤーやシュートが苦手なプレーヤーに多いのはこの「基本的なスキル」のシュートのスキルが身についていない、、、
派手なスキルに目を奪われて基礎がなってないと試合で活かせない、いわば自己満のスキルになってしまいます。
まずは地道に基礎から始めて、しっかりしたものを身につけれるようにしましょう!
今回はバスケットボールにおける基本的なシュートの種類といくつかの練習法をご紹介しました。
シュート練習に関しては他の記事でも紹介していますので、是非ご覧になってください!
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【参考】【2019年2月最新】NBAの移籍・トレード情報を徹底的に調べてみました!
【参考】『バスケの練習メニュー!上手くなるための6つのコツ』
【参考】バスケットのオフェンスの動き方が上手くいかない。そんなときの5つの質問
【参考】【完全保存版】バスケのドリブル技と種類一覧!上達の極意と練習方法をお教えします!
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