バスケというスポーツは、身長が高いという理由だけでセンターをやらなければならないこともあります。
しかし、「センターとしてどんな動きをすれば良いかわからない」、「チームに期待されているプレイはどんなものかわからない」と悩んでいる人も多いことでしょう。
そこで今回は、バスケにおいてセンターというポジションは、どんなプレイをしたらチームのためになるかということを解説します。
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【完全保存版】バスケのポジション5つの役割を徹底解説!
このページでお伝えすること
センタープレイヤーの役割とは?
センタープレイヤーは、バスケの最高峰NBAでは花形のポジションです。
ガードのスタープレイヤーのように、華麗なハンドリングやロングシュートで目立つことは少ないかもしれません。
ですがフィジカルを活かしたプレイでチームを鼓舞することができるポジションでもあります。
NBAの有名選手だと、ジェエル・エンビード選手やカール・アンソニー・タウンズ選手、ロサンゼルス・レイカーズで復活を果たしたドワイト・ハワード選手などがそうです。
また、味方選手のスクリーンをしたり、スクリーンアウトでリバウンドを奪取するのもセンターの役割のひとつ。
やはりフィジカルを活かした役割が中心になるでしょう。
場合によってはスリーポイントシュートを狙うことで、相手センターを外に呼び寄せ、ほかの味方選手がドライブをしやすい環境にすることも可能です。
フィジカルがないのであれば、スピードやテクニックで相手センターを出し抜けば良いだけです。
センターに期待されるプレイまとめ
センターというポジションは、バスケにおいてもっとも過酷なポジションと言っても過言ではありません。
しかし、センターが強いチームは安定して勝ち進むことが可能です。
そこで、チームがセンタープレイヤーに期待されるプレイ5つをまとめました。
- リバウンド
- ポストから1on1
- ミドルシュート
- スクエア内での合わせ
- スクリーン
1. リバウンド
「リバウンドを制するものは、ゲームを制す」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
そう、井上雄彦氏が原作のバスケ漫画「スラムダンク」での名ゼリフです。
それほどまでにリバウンドはバスケにおいて重要なプレイです。
なぜなら、オフェンスリバウンドを奪取するともう一度得点を奪うチャンスを得ることができますし、ディフェンスリバウンドをしっかりと掴むことで、相手に得点のチャンスを与えずに済むからです。
そのため、リバウンドが強いチームは試合の流れを掴みやすいのです。
逆にリバウンドが弱いチームが試合を制することは、難しいと言えるでしょう。
2. ポストから1on1
ポストからの1on1は、ゴールに近い位置からシュートが狙えるため、もっともシュート確率が高いシュートです。
また、ゴール付近のシュートは相手選手が必死にディフェンスをしてくるため、ファウルを誘うこともできます。
もしシュートファウルを吹かれた場合、決めたらカウントワンスローで3点を奪うチャンスを得ることができ、シュートを外してもフリースローで確実に2点を奪うことが可能です。
ポストからの1on1に負けないためには、相手選手に当たり負けのしないフィジカルが必要になります。
3. ミドルシュート
ミドルシュートを打つことができるセンターは、相手選手にとって脅威となります。
なぜなら、ポストプレイ以外のオフェンスの選択肢があることで、1on1のバリエーションが増えるため守りにくくなるからです。
そのため、スクエア内すべての位置からシュートを打つことができるセンターは、チームからも重宝される存在となります。
4. スクエア内での合わせ
センターというポジションは、常に味方選手の動きをチェックしていなければなりません。
なぜなら、味方選手のドライブに対して合わせをすることが多いからです。
合わせのプレイは、簡単に点を奪うことができることに加え、チームの雰囲気も良くなります。
味方選手のオフェンスに対して合わせに行くべきか、動かないほうが良いかの判断力の早さも求められます。
5. スクリーン
センターはチームでもっともスクリーンプレイをする選手と言えるでしょう。
スクリーンとは、オフェンス時に相手選手の壁になることで、味方選手がプレイしやすい環境を作るプレイのことです。
スクリーンをかけた後にゴール方向へと開く「ピップ&ロール」はNBAはもちろん、バスケの基本として覚えておかなければならないプレイのひとつ。
しかしスクリーンは、誤ったかけ方をするとオフェンスファウルになる可能性もあるため、正しいかけ方を習得しておく必要があるでしょう。
ポイントは、スクリーンをしている最中は足と腕を動かさずにその場にしっかりと立っていることです。
6. ポジショニング(ディフェンス)
センターというポジションは、ほかのポジションの選手よりもポジショニングが大切です。
なぜなら、相手選手のセンターもゴール近辺でプレイしていることが多く、ポジショニングを誤ると簡単に点を許してしまうからです。ポジショニングが甘いと、ディフェンスファウルを取られてしまう可能性もあります。
また、リバウンドもポジショニングの奪い合いです。
しっかりとスクリーンアウトをし、リバウンドの取りやすいポジショニングをすることが大切です。
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センタープレイヤーのおすすめの練習方法
それでは、優秀なセンタープレイヤーとなるためには、どのような練習をすれば良いのでしょうか?
一流の選手にはすぐになれるものではありません。
毎日コツコツと練習に励むことで、一流のセンターへと成長していくのです。
ここからは、センタープレイヤーに繰り返し練習を重ねてほしい練習方法を4つ紹介します。
- ミドルシュート
- フックシュート
- リバウンドシュート
- ターンからシュート
1. ミドルシュート
まず、ミドルシュートの練習方法をご説明します。
ミドルシュートの精度を高めるには、スクエアの線上でシュート練習を行います。
具体的にはゴールボードの正面、ゴールボード45°ポジション(右左)、ゴールボードから180°ポジション(右左)でシュート練習を行いましょう。
5本連続で入ったら次のポジションへ移ります。
ペイントエリアの4隅とゴールの正面からシュートするイメージで行いましょう。
2. フックシュート
フックシュートは、反復練習をしなければ試合で使用することは難しいでしょう。
ゴール下のノーチャージエリア付近でゴールに背を向けてボールをキャッチします。
そしてターンした後にフックシュートをし、これを左右交互に続けましょう。
これをゴール正面、左右45°から5本連続で決まるまで続けます。
可能であれば味方選手に付き合ってもらい、軽く手を上げる程度のディフェンスをしてもらうと、さらに練習精度は高まるでしょう。
3. リバウンドシュート
さて、次はゲームを制するためにリバウンドシュートの練習を始めましょう。
ボードに10回連続でタップして、10回目のキャッチが終わったらゴール下シュートをします。
これを続けることで、ジャンプの頂点でリバウンドを掴むコツがわかってくるはずです。
4. ターンからシュート
センターはポストプレイでボールを持ったとき、ゴールに背を向けてプレイすることが多くなります。
そのため、さまざまなターンを覚えておくことは、相手を出し抜く上でとても大切です。
ディフェンスを想像しながら、様々なターンの練習をしましょう。
可能であれば味方選手に練習相手をお願いします。
ターンの練習は、オフェンスのバリエーションを増やすことができます。
練習相手にどのターンが守りにくいかもチェックしながら練習をすることで、よりレベルの高いターンの練習をすることができるでしょう。
また、日頃の練習と併せて筋トレやプロテインを取り入れることを検討しても良いかもしれません。
ぶれない身体を作るためにはこれらは必要不可欠とも言えます。
まとめ
センターの役割や、センタープレイヤーの練習について解説してきました。
センターというポジションは、コートの端から端まで走り続けるため、体力的にも大変なポジションです。
しかし、センターのレベルアップはチームのレベルアップに直結するため、やりがいのあるポジションでもあります。
チームが安定して勝ち続けることができるよう、センターとして日々練習を積み重ねましょう。
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