【其の二】怒られて嬉しい子供っているの?

こんにちは、中川です。

先日の指導についてのメルマガ

怒られて嬉しい子供っているの?
https://bit.ly/2XUPxxU

これ、かなりの反響を頂きました!

===以下メッセージ(部分抜粋)===

今回のメルマガ、「怒られて嬉しい子っているの?」ものすごく共感したので感想を送らせていただきました。
不器用でなかなか上手くできない。同じ失敗を何度も繰り返してしまう、ついつい声も大きくなりきつい言葉をかけてしまう気持ちもわかります。
でも、ダメですね。見るからに萎縮して考えられなくなるのがわかります。

(ミッチさん)
ーーーーーーー

中川さんのおっしゃる通りだと思っています。
強化の観点からも模索し続けていろいろやってきた結果、絶対にプラスコミュニケーションで選手をワクワクさせた方が確実に強くなります!
やらされるには限界あり!楽しむ、ワクワクして自らやるに限界なし!そうさせるのがコーチの役目かもしれません。

(齋藤さん)
ーーーーーーー

バスケ界でも、高校,大学とパワハラ含めて色々問題が発覚してますよね。
若手に色々聞くのですが、暴力監督って知っていて入部してるパターンがほとんどみたいで、最終的に入部の決断は強いからってことみたいです。
子供達が本当に可哀想だなと思います。

(吉村さん)
ーーーーーーー

相手がどう感じるのか分からない先生達に怒らないってフレーズは刺さらないですよね。
やはりまだまだ世代問わず練習や試合中に罵倒する指導者がたくさんいます。
本当にこの流れをどうにかして欲しいです。

(田川さん)
ーーーーーーー

ミニのコーチを去年からやっています。
指導する際に子供たちにはあまり難しい言葉は使わないようにしています。
中川さんが以前言っていた思考を離脱させないためです。
(中略)
いつも中川さんの動画から伝え方のヒントを得ています。ほかにも子どもたちにバスケ指導する際、気をつけていることがあれば教えてください。
これからの発信も楽しみにしています!

(あさかわさん)
===ここまで=====

皆さま、貴重なご意見
ありがとうございます!^^

今回は
怒ってはいけない大会」の流れから
怒る・怒ってはいけないの話になりましたが、

仮に全く怒らないとしたら・・

当然、
こうゆうリアルな声は出てくると思います↓↓

そんな甘い指導してて
強くなるわけねーだろ

怒らなくてどうやって
子供を引き締めるんだ?

競技なんだから
鍛えて頑張らせてなんぼだろ!

たしかに
私も高いレベルで競技者として
やってきましたので、
凄く分かります、この気持ちも。

単に優しい指導だけで、
競技として相手を上回ることは、
簡単な話ではありません。

実際、僕を中学時代、
全国準優勝まで導いてくれた、
恩師の小林先生は
ムチャクチャこわい先生でした。

小林先生のおかげで、
背筋が伸び、

勝負どころの
「あともう一歩」を
頑張れたところが間違いなくある。

あの頃に
ゆるゆるな指導を受けていたら
全国準優勝になんて
絶対になれなかっただろうと思います。

その当時の話はこちら:

▼ふつうの中学生が全国2位になったお話:
https://bit.ly/3kHO7wR

だけど、
小林先生は、
コートで怒ることもありましたが、

選手の自尊心を傷つけるような
罵声を浴びせたり、

頑張ってる選手を
腐したり、やる気を削ぐような
言葉がけをしたことは
一度もありませんでした。

正しい努力の仕方と
「今ここを頑張る!」ということの
重要性を教えてくれました。

ちなみにこれ・・・自分のことなのですが、

僕って小学校から大学まで

先生やコーチに
名指しで怒られたことがありません。

例えば人格を否定されたり、
殴られたり、
心を傷つけるのが目的のような
愚弄・罵倒をされたことがありません。

怒られたことがない人間が
柔な人間になるか?

自分で考えられない
受動的な人間になるか?

世の中の理不尽にアジャストできない
ひ弱な人間になるか?

僕はそうじゃないと思っています。

割と僕は
ちゃんと大人になって
自立できているほうだと思うのですが、

それは僕を育ててくれた大人の方が、

この2つを奪うことなく、
与え続けてくれたからだと思うのです。

それは、
チャレンジ精神と意欲です。

子供から奪ったり、挫いてはいけないのは、

チャレンジ精神と意欲。

この二つだと思っています。
(または勇気と言ったりもします)

子供って失敗からむちゃくちゃ学ぶんです。

割といま、情報が増えて、
成功ありきの行動や努力にばかり
目が向きがちですが、

子どもの頃に重要なのは、

僕は、
成功体験と同じかそれ以上に、
「失敗体験」だと思っています。

失敗しながらも前進し、
気づきや発見を得ながら
間違いを正していくなかで

のちの大きな成長と自信につながっていきます。

始めはみんな上手くやれないし、
途中も上手くやれないかもだけど、
どこかで上手くやれる日がやってくる。

なので、
成長過程の子供たちを取り立てて、

「こらー」
「下手くそ」
「何やってんだー」

は、
チャレンジ精神や
意欲・勇気を削ぐ行為だと思っています。

それが
悪い意味での「怒る」であり、
子供の成長を抑えつけることだと思います。

だからこそ僕は、子供たちの
チャレンジ精神と勇気を挫かないように
関わってあげて欲しいと思います。

この、
バスケコーチングをする上での
「怒る・怒らない」について、

僕の中で固まっている考えがあるのですが、
また以降の流れでお伝えしていければと思います。

・・

今回たくさんの方から
ご意見やメッセージ頂き、
本当にありがとうございます。

とても有意義な
学びとなっています。

それで、、、

ここからは
さらに『コーチング』をテーマに、
考えを深めていけたらと思います。

次回
【指導におけるアンケート】
を取らせてください。
(※お礼のプレゼント動画もご用意しますね!)

指導者・保護者の皆さま、
もう一歩踏み込んで、
理想のコーチングについて
一緒に考えていきましょう。

良ければ感想やご意見なども、
お待ちしていますmm

▼ブログの感想はこちら:
https://form.os7.biz/f/de745f17/

プレゼント動画も
楽しみにしていてくださいね^^

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考えるバスケットの会 会長 中川直之
学生・社会人で10度の日本一を達成するなかで培った、”考えるバスケット”を全国のさまざまなプレーヤー、コーチに広める活動を行っています。

※ 期間限定!
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