バスケをしている人の永遠の課題でもある、シュート成功率の向上。
シュート成功率向上のコツは色々ありますが、やはり大事なのはシュートフォームです。
安定したシュートフォームは安定したシュート成功率に繋がります。
そこで今回は、シュートの成功率をアップさせるためのシュートフォームについて解説します。
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このページでお伝えすること
シュートフォームを身につける為の7つのポイントを徹底解説!
シュート成功率を高めるために、安定したシュートフォームを身につけましょう。
シュートフォームには、7つのポイントがあります。
この7つのポイントに気を付けることで、シュート成功率は格段に向上するでしょう。
ポイント① 下半身のバランス
下半身は安定したシュートフォームを手に入れる上で最も重要であると言えます。
下半身が安定することで、ドリブルやパスを受けてからのシュートも身体が流れずに打つことができます。
そんな下半身のフォームを安定させる手順は2つです。
- 肩幅に足を開き腰を落とします。
- 利き手側の足を少し前に出してお尻を突き出しましょう。
>スクワットをイメージするとわかりやすいです。 - どういうミートになってもつま先はリングに向けましょう。
ポイント② ボールの持ち方
安定したシュート成功率を維持するためには、ボールの持ち方も大切です。
手・手首の動きでのポイントは3つです。
- 膝を曲げ下半身が安定した状態で、胸の前にボールを持ちましょう。
- ボールを手のひらにべったりとつけることなく、手の指でボールを支えるイメージでシュートを構えます。
- シュートを打つときには、ゴールに向かい手首をしっかりとスナップします。
胸の前にボールを持つことにより、シュートフォームに一定のリズムが生まれます。
ボールは人差し指、中指、薬指でバランスをとるようにすると安定するでしょう。
手首が固くなってしまうと、ボールが飛びすぎてしまったり、力加減が難しくなってしまいます。
持ってる時に手に力をかけ過ぎていると、逆にブレてしまいます。
スナップの瞬間にベストな力を入れれるように、持ってる時は力を入れ過ぎず、リラックスした状態でボールを挙げれるようなガイドハンドとの位置関係を意識するのもコツの一つです。
ポイント③ 肘の位置
シュートは下半身のほか、肘の位置も重要です。
手首は肘が向いてる方にしか曲がりません。
そのため利き手側の肘が開いていると、ボールが安定せずにシュートが横にずれてしまいます。
しかし、利き手側の肘を内側にしめ、ゴールに向かって平行にすることで、シュートを打つ際にボールが横にずれることは少なくなります。
シュートがずれてしまう選手はまずは入る入らない関係なく、肘の位置を意識して真っ直ぐ飛ばす練習から始めましょう!
あとは力加減を調整するだけですので、シュート成功率は安定してくるでしょう。
少なくともこれでシュートが横にずれるようなエアーボールはある程度防ぐことができます。
ポイント④ 身体全体のバランス
シュートは身体全体を使って打たなければなりません。
下半身の力を上半身に伝えることができなければ、いくら下半身が安定していても意味がありません。
頭のてっぺんから足のつま先まで一本の芯があることをイメージをしてみてください。
そうすると、上半身、下半身がブレることなく安定したシュートフォームを身につけることができるでしょう。
シュートを放つと同時に真上にジャンプし、全身が伸びきっていると、力がうまくボールに伝わっていると考えていいでしょう。
カリーやトンプソンなどシュートフォームが綺麗な選手を見てみると、フォーム自体に特徴はあれど、共通しているのが全身が伸びきっているところですね!
ポイント⑤ ボールをリリースする時の飛び方、ボールの離し方
ボールをリリースする際、身体が横に流れないように注意しましょう。
横に飛んでしまうと、どうしてもシュート成功率が悪くなってしまいます。
基本的にはボールをリリースする際は、真上に飛び、ボールが手から離れるまでゴールから目を離さないようにしましょう。
ポイント⑥ フォロースルー
フォロースルーとは、シュートを打った後の姿勢のことを言います。
シュートを打った後の姿勢のままボールがゴールに入るまで打ったほうの手を伸ばしたままにしている姿勢のことです。
フォロースルーがしっかりとできていることは、手首がしっかりと返っているということです。
NBAの選手を見ていると、ほとんどの選手がフォロースルーをしっかりとしています。
シュートを打った後は手首をゴールに向けて返し、ボールにスナップをかけることで、きれいな弧を描いたシュートになるでしょう。
そうすると自ずと回転が綺麗にかかります。回転をかけようとするのではなく、しっかりスナップがかかることで勝手に回転がかかると言うことです。
ポイント⑦ ボールをもらってからシュートするまでのリズム感
シューターと呼ばれる、安定したシュート成功率を誇る選手のほとんどが、シュートを打つまでのリズムを気にしています。
リズムというのは下記の3つの一連の動作のことです。
- ボールをもらう
- シュートモーションに入る
- シュートを打つ
ボールをもらう際には事前に膝を曲げていることで、無駄な動きをせずにスムーズにシュートまで持っていくことができます。
このリズムというのは、安定したシュートフォームを手に入れるのに最も大切であると言えます。
僕の知り合いのシューターは、相当打ち込んでいるみたいで、ボール受ける前、ミートする前、なんならフロントコートに入った瞬間からこれから打つシュートが入るかどうかどうか分かる時があると言っていました。
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これを見れば完璧!シュートフォームが綺麗なNBAプレーヤー
ステファン・カリー
ゴールデンステイト・ウォリアーズが誇る絶対的エース、「スプラッシュ・ブラザーズ」のひとりステファン・カリーです。
彼のシュートフォームはとても綺麗です。
一般的なシュートフォームよりもクイックモーションですが、このクイックモーションはなかなかブロックできるものではありません。
動画を見ていただければわかる通り、カリーは多少シュートフォームが崩れていてもシュートへのリズムは崩れていません。
カリーの流れるようなシュートフォームと、癖のあるリズムはシューターにとても参考になるでしょう!
クレイ・トンプソン
カリーと同じゴールデンステイト・ウォリアーズに所属する「スプラッシュ・ブラザーズ」の相棒、クレイ・トンプソン。
トンプソンのシュートフォームは教科書通りと言っても良く、足を肩幅まで開き、肘はゴールに平行、フォロースルーもとても綺麗です。
安定したシュート成功率を手に入れたい人は、トンプソンのシュートフォームを参考にしましょう。
レイ・アレン
そしてすでにNBAからは引退をしてしまいましたが、綺麗なシュートフォームを語る上でレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)の存在を無視することはできません。
そのシュートフォームを見るだけで、ハードな練習を積み重ねてきたことがわかる程、洗練されたシュートフォームの持ち主です。
アレンはその綺麗なシュートフォームを、どんな姿勢でも崩さず冷静に打ち続けることができます。
アレンがボールを受け、シュートを打つまでのリズムは、いつまでも色あせることはありません。
シュートフォームを身につける為の5つの練習方法
安定したシュートフォームを身につけるには、1日2日練習しただけでは身につきません。
ひたすら練習あるのみです。
安定したシュートフォームを身につけるための、5つの練習方法をご紹介します。
方法① ボール無しで練習してみる
バスケはイメージトレーニングも効果的です。
まずはボールを持たずに綺麗なシュートフォームを意識して練習してみてください。
何度も続けることで安定したシュートフォームを身体に記憶させましょう。
方法② ゴールに近い場所から打ってみる
シューターを目指すからと言って、いきなりスリーポイントシュートの練習をする必要はありません。
筋力がなかったり、シュートフォームが固まっていない状態での長距離シュートは、シュートフォームが崩れてしまったり、腕の力に頼ったシュートフォームになってしまう可能性があります。
まずはゴールに近い場所からシュートをしてみましょう。
ボールが横にずれないかを意識しながらシュートを打ち続けます。
方法③ 自主練のシュートフォームをスマホなどで撮影しチェックする
近くにバスケに詳しい人がいれば自分のシュートフォームをチェックしてもらえば良いですが、ひとりでもスマホ等で自主練のときのシュートフォームをチェックすることができます。
方法④ 慣れてきたらディフェンスがいる想定でシュートする
徐々にシュートフォームが安定してきたら、次は試合を想定したシュート練習をしましょう。
ディフェンスに見立てたコーン等の障害物を置きシュートをしてみます。
同時にスマホ等でシュートフォームをチェックしてみると、障害物があるだけで自分のシュートフォームが少し崩れてしまうことに気が付くでしょう。
何度も続けることでディフェンスがいても安定したシュートフォームを身につけることができます。
方法⑤ 実際のゲームでもやってみる
最終的には、実際のゲームでもシュートをしてみましょう。
ただし、無理やりシュートを狙うのではなく、シュートを打てる状況で、リズム、フォロースルーに気を付けて打つようにすると良いでしょう。
継続した練習が正しいシュートフォームへの近道
安定したシュートフォームというのは、一朝一夕で身につくものではありません。
ドリブルをしてからのシュート、パスを受けてからのシュートと、ひたすら継続した練習が重要になってきます。
やみくもにシュートを打ち続けるのではなく、一本一本シュートフォームが崩れないように意識しながら自分のものにしていかなければなりません。
そのうち、身体がシュートフォームを覚えたら、何も考えずに綺麗なシュートフォームでシュートを打つことができるでしょう。
参考にするプレーヤーを見つけて、真似するのもコツの一つですね!
自分に合ったシュートフォームが固まったあとは、とにかく本数を打つことです。
まとめ
綺麗で安定したシュートフォームを得るための方法を解説してきました。
何よりも、反復練習を続けることが大切になります。
何度もシュートを打つこと、自分のシュートフォームを分析、時には仲間に自分のシュートフォームについて意見をしてもらうことも、綺麗なシュートフォームを得て得点率をアップするには非常に重要です。
自分に合ったシュートフォームやリズムを身につけるためにも、今日お伝えした内容を参考に毎日の練習を一生懸命に取り組みましょう。
この記事が、あなたのシュートフォームの改善に役立つことを願います。
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「これを見れば完璧!シュートフォームが綺麗なNBAプレーヤー」のステファンカリーのところですが、ステファンカリーではなくステフィンカリーです。